軍縮とか中立とか非武装って思想は戦争起こすだけよ?
相変わらず仕事は絶えずに入ってきてて、バイクもたまに売れたりしてるんですが、なんですかね?気のせいか前の会社で働いてた時より、お客さんの質が良いというか、良い人ばっかりな気がする。開業してそろそろ1年ですが、まずクレームが1件も無い。まぁ、そもそもスーパーやコンビニみたいに大勢のお客さんが来る仕事じゃないから母数が少ないのもあるんだろうけど、どうしても忙しいと予定の納期に間に合わない車両とかも出て来るんで、前もって電話して少し納期遅れそうだと謝るんだけど、どの人も「あー、どうせ春先まで寒くて乗らないから気にしないで」とか「お忙しいでしょうからゆっくりで~」とか、もの凄く対応がソフトだ。挙句、少し時間かかって待たせたのに納車した翌日にメールが来てて「あれ?昨日のお客さんだ。何か不具合でも出た?」と一瞬焦ってメール開いたら「今まで自分でアレコレやっても全然ダメだったのにめっちゃよくなりましたー!ありがとう!」みたいなお礼メールだったみたいなオチで「びっくりさせないでよ。そりゃプロが金取って預かってんだから直すよ」なんて事は言わず「お待たせして申し訳ありませんでした。何か気付いたことあれば遠慮なくー」的な返事で終わるみたいな。おかしいなー。前の会社だと納期延びると大体「じゃあいつできんの?」みたいな人もチラホラいるとか担当のセールスから聞いたりしたけど。なんだろね?きっと「俺が受け付けてヒアリングして俺が作業してオレが連絡してオレが納車するときに全部説明してる」という部分で、間にセールスとか第三者が入る時とは対応や印象が変わるのかな?「料金高い!」とか「遅い!」とか「直ってねーぞ!」みたいなクレームが今のところ全くないのが逆に不気味ですらある。なんだ?埼玉県民は仏の御心を持ってるのか?…いや、たしかに大雑把で細かいこと気にせずプライドもこだわりも薄く、日本で一番晴天の日が多い県だけにみんなゴキゲンで日々テキトーに生きてる県民性だけどさ…。…なんてことを、年始に実家帰った時に帰省してた妹に話したら…妹「その外見の店主に文句言うの怖いだけじゃない?ウチなんかめっちゃ変なクレーム来るよ?」と。妹は商売やってて店長であるが、多角経営してる旦那の会社の一部で経営は旦那がやってるらしく、その旦那はそれ聞いて「ウチは若い女性が客層だけど、お義兄さんの店は年齢層高めの男性客メインですよね?多分それもあるんじゃないですかね」と冷静な分析。それ聞いた俺が面白がって「そういう発言を今の時代するとメンドクセー連中がジェンダー差別だとか言い出すよ?」と茶化したら、当の女性である妹が「女の客が一番起こるとメンドクサイ。理屈通じないもん。男は筋道立てて説明すれば話通じるし。客層の違いだね」と一刀両断してた。というか言っちゃ悪いがウチだって女性客くらいいるんだよ。現にウチで売ったバイクの2台は女性だし。1人は俺より年長だが、もう一人は20代前半の若い女性だし、オレの店は別にオッサンのサロンではない、老若男女カバーしてますよ。見くびらないでいただきたい。でも、この前その女性客に頼まれて4か月近く探してた250㏄のバイクを仕入れて整備して家まで軽トラで納車に行って、依頼されてから探すまで時間かかったの謝ったら、お母さんも出て来てめっちゃ丁寧にお礼言われたから、別に性別とクレーム率も関係ない気はしてるけど。まぁ、そんな近況は置いといて本題。最近、ウクライナとロシアがきな臭いですな。それと同時に中国と台湾も不穏ですな。ウクライナの国境にロシア軍12万規模で集結って状況を、脳内ラブ&ピース思想の人達は「話し合いで戦闘回避だ」と毎度おなじみのテンプレートで叫ぶわけですが……いや、日本のメディアは頭パープリンだからサラッとしか流してないけど、現時点で既にウクライナ東部じゃ毎日のように交戦状態で戦死者が出てる状態なんですけどね。で…そもそもどうしてウクライナとロシアが対立してるのか?で記事が一本書けそうだなーと思ったんで、筆を取った次第です。…嘘です、筆なんか持ってません。パソコン起動しただけです。まず順を追って話します。ウクライナって国は、元々はソビエト連邦の一部だったわけです。それが東西冷戦が終結してソビエト崩壊した時に、15ヵ国だったかな?に分裂独立してできた国なんですな。他にはカザフスタンとかウズベキスタンとかベラルーシとかアゼルバイジャンとかバルト三国とか。で…第二次大戦後の米ソの対立の中で、早い話がイギリスとかアメリカなどの西側諸国がソビエトを包囲して対抗する為に作られた軍事同盟が日本語で北大西洋条約機構。North Atlantic Treaty Organizationの略で通称『NATO』です。主な構成国は初期はアメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン等々、早い話が西欧のほとんどの国家。それに対抗してソビエトが作ったのが『ワルシャワ条約機構』と呼ばれる軍事同盟。構成国はソビエトを筆頭に東ドイツ、ポーランド、チェコスロバキア、ブルガリア、ルーマニア、アルバニアとか、地図見りゃわかる通り、一言で言えば「ソ連隣国の衛星国集団」です。で…、これはちょっと軍事用語的なワードなんですが、ソビエトや中国みたいに大陸に広大な領土を持つ国家を「ランドパワー」なんて呼びます。まぁ意味としては陸軍大国みたいなニュアンスですが、広い国土を持つという特徴がある。で…基本的に「ランドパワー」と呼ばれる国家は征服することが不可能とされてます。それは「補給線が敵領土内に長く延びて、それを維持するのが難しいから」です。現にロシアは過去に国土を征服された経験はありません。戦争には結構負けてます。日本にも負けたしクリミア戦争で英仏トルコにも負けたし第一次大戦でもドイツを主体とする中央同盟諸国軍に負けた(後にドイツが負けたことで講和条約失効して助かる)ポーランドにも負けた。でも、国土を征服された事はない。あのナポレオンもナチスドイツのヒトラーも征服することはできず、同じ理由で撤退した。それが「補給」日本も日中戦争で首都の南京を占領したけど、中国は降伏せず山奥の重慶に逃げて抗戦。それにより日中戦争は泥沼化したまま太平洋戦争へと突入していきます。広い中国大陸に補給線を維持し続けるのは大変なんですな。なのでランドパワーであるロシアという国は基本的に「負けない国」という前提で「じゃあ囲んで動けなくしとこう」ってのがNATOです。アメリカがトルコに核配備してモスクワに照準合わせたり、ソ連がキューバにミサイル基地作ろうとし足り、後に結構バチバチになりますが、ソビエト崩壊で冷戦は終わる。で…実はソビエト崩壊したことでウクライナは独立したわけですが、ソビエト時代に国内に配備されてた核はそのままウクライナが持ってました。実は意外な事に90年代当時、ウクライナは実は世界第三位の核保有国だった。ですが、ウクライナは核廃絶を決め、保有してた核は全て廃棄もしくはロシアへと移送された。で…2014年にクリミア紛争が起きます。まぁプーチンは元スパイですしソビエト時代からロシアは工作させたら一流です。クリミアに新ロシア勢力を作り上げ、ウクライナから独立の機運を高めさせてロシアに併合しようとしたわけです。…まぁ、このロシアより数段クオリティの低い工作を今現在は中国が沖縄でやってますけどね。新聞社抱き込んで知事を飼い慣らして沖縄世論を操作して…みたいな。とはいえバレバレな時点で完成度は低いですが。結局はロシアはクリミアを武力で併合して今に至ります。ウクライナは何とか外交圧力でクリミアの奪還を目指してまして、ロシアとバチバチなのが続いて今に至る。とはいえウクライナ単独でロシアと対抗するのは狼がライオンに挑むようなもんだ。なのでウクライナは他の元ワルシャワ条約機構国と同じようにNATOへの加盟を考え始めた。ロシアはロシアで、元々は自分たちの子分だったワルシャワ条約機構の構成国たちが、ソビエト崩壊後は次々とNATOに加盟しはじめて、どんどん孤立し危機感を募らせる。まぁ面白くないわな。今現在で親ロシアなのってベラルーシくらい?ロシアとしてはNATO陣営と自国の間に緩衝国となるウクライナやベラルーシを挟んでおきたい。プーチンとしてはウクライナのNATO加盟だけは譲れない一線なので、国境に軍を展開して圧力をかけてるんですな。オレの勝手な予想では、この問題に落としどころは有りません。ウクライナはクリミア取り戻すの諦めない限り、NATO加盟してロシアに対抗するか単独で喧嘩売るしかない。今となっては国内の核兵器を廃棄しないで持ってりゃ、こんな脅しに屈する事も無かったし、なんならクリミア奪われることも無かったかもしれない。「核を持ってる国は征服されない」は事実だし。ただ、NATO側もウクライナ助けるためにロシアと殴り合うのはさすがにやってない。欧米vsロシアって普通にそれ世界大戦だからね。ぶっちゃけウクライナが薄っぺらい平和思想なのかアンチ核兵器思想なのか知らんけど、核兵器廃絶させず核保有したままなら八方丸く収まってた、まである。半端にいい子ぶるから領土喪失の危機迎えてるのだ。本音じゃNATOもいい迷惑である。まぁ、似たような事は第二次大戦でもありました。当時、ナチスドイツは急速に軍備拡大を続けました。それに対してフランスはドイツとの国境線に通称『マジノ線』と呼ばれる長大な要塞線を建築しました。戦車を主体とするドイツ軍に対しては一定の防御効果はあり、ぶち込んだ予算も相当な額だった。が…そのフランスの北側にベルギーという国がありました。このベルギー、当時は「中立」を宣言してたんですな。で…ヒトラーはいざフランスを攻略しようと考えた時に、国境線をガチガチに固めたフランスを見てこう考えた。「…正面突破は被害大きいし、ベルギー踏み潰して北側からフランスに侵入すればよくね?ベルギー中立って事は攻めてもイギリスもフランスも助けにゃ来ないだろ」と。かくして、ヒトラーは中立国ベルギーと非武装中立のルクセンブルクを踏み潰してフランス北側からアルデンヌを突破してパリを攻略。フランスは一度降伏し亡命政府となりました。…わかります?脳ミソお花畑な中立国が隣にいたせいで、せっかく巨額の金ぶち込んだ要塞線は全く意味なくなり、国は滅び首都は占拠されたんです。ベルギー自身も中立だから蚊帳の外でいられるという甘い目算で自滅しました。同じ中立国のスイスは領空飛ぶ航空機はドイツ軍だろうが連合軍だろうが撃墜して「ウチに近寄る奴は全員殺すから近寄んな」で国家を守り通しましたけど。「中立国」ってのは甘い日本人が妄想してるような平和国家じゃなく「喧嘩他所でやれ、オレの視界に入る奴は問答無用でぶち殺すぞ」という、いわば友達いない狂犬国家の事を指すわけです。アジアで中国が沖縄を工作で取り込もうとしてるのも色々と目的はあるんですな。中国は台湾の征服を結構本気で考えてます。台湾は台湾で仮想敵国が中国なので防衛戦力は国土の西側に集中してます。東側は日本とかアメリカとか友好国ですしね。でも、困るのは中国が太平洋側に出る事。防備の薄い方から攻められるのは困る。なので台湾としては沖縄とか日本政府が中国に領海侵犯を許してるのは内心「おまえらふざけんなよ。ちゃんと追い返せ」と思ってんです。いわばマジノ線用意したフランスと同じ。日本がベルギーになられたら困る。肝心のアメリカの大統領もボケが激しいし頼りにならない。日本も安倍晋三の頃は頼れたけど、岸田のおっちゃんは「総理になることが目的」だった人で、何かやりたくて総理になった人じゃないから、とてもじゃないが中国とやりあってくれない。なんなら親中ですらある。今だから言うけど、俺は武市さん総理で良かったんじゃね?と思ってた派だけど。国内でくだらねーことだけジェンダー差別だ騒いでる疑似フェミ連中も肝心なとこで使いもんになんねーなーとか当時思ってました。台湾が中国の侵攻を止められるかはアメリカ次第です。でもアメリカは日本の基地を使うので、最終的に日本が「いや、それは困る」と言い出すと面倒な事になる。なので中国はアメリカが出てこれないように日本国内のメディアを飼い慣らし世論を操作し、台湾有事なんか興味ない方向に誘導する。ちなみに台湾が仮に中国の影響下に収まると日本もタダ事じゃなくなる。なんせシーレーンを中国に握られるから。ま、俺はそんな重大な局面を岸田のオッサンが何とかできるとは思ってませんけど。ウクライナどうなるかなー。オレ予想、アメリカとの会談決裂したらロシアは結構すぐ動くと思いますけど。それがロシアって国ですし。台湾沖縄は…まぁ五輪終わるまでは動かんでしょうな。プーチンもクリミア危機の時はソチ五輪終わるまで待ったし。