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虎魂悼罪

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2014年07月02日
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カテゴリ:歴史系
集団的自衛権の解釈改正により相変わらず揉めてるそうです。


あ、オレは賛成ですよ?ちなみに9条改正も21世紀のアジア情勢を踏まえた上で当然見直すべきだと思っております。

理由?

戦争で死にたくないからです。というか日本が戦争に巻き込まれたくないからですよ。

え?言ってる事が矛盾してるって?


オレに言わせれば矛盾してるのは「集団的自衛権反対!」と謳いながら「戦争できる国にするな」「若者を戦地に送るな」「日本だけ守ってればいいじゃないか」と言ってる人達の主張の方が根本から破綻してて矛盾してるように感じるんですけどね。

こういうのを諺で「木を見て森を見ず」と言うんだと思いますが。



そもそもね…「同盟国は日本を守るけど日本は同盟国を守る気は無いよ」という主張自体がもともとおかしいのだよ。
ちなみに日本が現在、俗に言う「軍事同盟」の意味合いで同盟を結んでる国は何ヶ国あって、それはどこだかわかる人はどれくらいいるんだろう?
アメリカはすぐ出てくるでしょうね。でも実はあと2ヶ国、ここ10年の間に安全保障協力宣言という形で日本が同盟関係になった国があります。

それは韓国でもなければ中国でもない。

一つはオーストラリア。
もう一つはインド。

これで日本が何を守りたくてどういう意図でこんな条約を結んだのかがなんとなく見えてくる。
まぁ素人のオレが見たってそれはシーレーンでしょう。
そして仮想敵国というか、対象は中国の拡大主義に対する備えだろう。

まぁ、いきなり話が大きくなったので元に戻りますが、そもそもオレから見れば集団的自衛権の行使に反対してる人も賛成してる人も、9条改正に反対の人も賛成の人も、目的や目指してる願望は同じモノに見えるわけ。
これは「戦争したい人vsしたくない人」みたいな単純な対立構造じゃない。今の日本で自ら戦争しかけたがる人なんて一部の軍マニアくらいだろう。
賛成派も反対派も「戦争は避けたい。無駄に死ぬ人間は出したくない」という望みは同じものを持ってるのだよ。
ただ、その戦争を避ける手段、無駄に国民を死なせない為の手段が賛成派と反対派で異なるだけだろう。

反対してる人ってのは、簡単に言ってしまえば「喧嘩売られたら逃げろ、謝れ、仲間が殴られても助ける余裕なんか無い、金目のもの差し出してでもとにかく逃げろ」という手段で戦争を回避するべきだと思ってるんだろう。多分。
賛成派の人は「喧嘩売られないように強くなれ。殴りかかってくる奴は殴り返せ。仲間が襲われてたら助けろ。強くなれば無駄な喧嘩売られる事もない」というスタンスだろう。オレはハッキリ言っておくと後者だ。
そりゃそうだろう、街中でのび太くんを見かけたら殴りかかるジャイアンでも、相手がプロボクサーだったら逃げるし、スネ夫が空手の黒帯だったら彼からラジコンヘリを奪う事もないだろうし。

ちなみに日本が集団的自衛権の行使を容認して将来的に9条改正もしてくれる事を一番強く望んでるのは、実は東南アジア諸国とアメリカだ。
まぁ、アメリカはどのツラ下げて言ってんだって話だが(笑)

以下、東南アジア諸国の反応




○フィリピン 

『日本が南シナ海で勢力を増す中国の軍事力にとっての「秤のもう片側」となり、均衡をもたらすことを望む。』


○インドネシア


安倍総理:『憲法を改正し、国防軍を保持することはアジアの平和と安定につながる』


インドネシア大統領:『完全に合理的な考えだ。防衛力を持った日本は地域の安定にプラスになる』



○イギリス

「安倍晋三首相の積極的な平和主義を歓迎する。日本は世界の平和と安定に大きな役割を果たしてほしい」


○オーストラリア

「日本は軍国主義に向かわず、アジア・太平洋地域や世界の平和と安全に対し積極的な貢献をするだろう」



日本は戦後、世界から見ると「金は出すが人は出さない国」と言われてる。
湾岸戦争の時も、日本は130億と言う莫大な戦費を提供してるが、世界からは全く評価されなかった。
クウェートが戦後に出した感謝広告の中にも「JAPAN」の文字は無かった。
つまり、カネなんぞいくら出したって世界から見たら有事の際には全く信用できん国と言う評価だった。
でも、その日本が「なんかあったら代わりに戦ってね?俺はキミらを守らんけど治療費くらいは後から出すよ。」と言ってる状態なんだな。

ぶっちゃけ日本に米軍が基地を置かせてもらえなくなったら米軍も見捨てるくらいの態度に俺は見えるけど、その9条作ったのも米軍だから表立って文句言えないだけだろうな。

それが「やっぱ仲間と組んで戦えたほうが有事の時も安心だから、オレも協力するよ」と言い出したわけで、そりゃ周りは喜ぶだろう。


「戦争できる国にするな」と主張する人達は多分、憲法で戦争放棄してれば日本は戦争に巻き込まれることもないし攻め込まれる事もないと信じてるんだろう。
というか、そもそも現在の日本は別に戦争が出来ない国ではありません。憲法は自衛戦争まで禁じてない。紛争解決手段として他国への侵略と戦争による解決を放棄してるだけだ。
攻めてくる国があれば憲法がどうだろうが明日にでも戦争状態になるよ、今の日本でも。
それをさせてないのが自衛隊と米軍と言うだけで。

そして世界で最も紛争に巻き込まれやすく攻め込まれやすく、狙われやすい国ってのは太古の昔から決まってまして「資源がある」「金がある」「立地的に重要な場所にある」「軍事的影響が少ない、もしくは抵抗力が低い」だろう。
日本はこの中で資源乏しい以外は全て該当してるとってもオイシイ国なんだな。軍事力は低くないけど、法的な制約から他国に対してほとんど脅威になってないので。

「そのうち徴兵制もある!」と脅威論を唱える人もいますが、まぁ200%無いでしょう。
というか、現在の戦闘は兵数なんぞ何の意味もない。無人戦闘機が何百人も殺してる時代だぜ?
「自衛官を1000人補充とイージス艦一隻。どっち欲しいですか?」と自衛隊幹部に聞いたら10割後者だろう。むしろ「徴兵員1000人もいらないから代わりに航学上がりでF-2乗れるパイロット2~3人欲しい」ってのが本音だろう。
現代の戦闘は兵隊の頭数よりエキスパート戦闘員の数で決まる。歩兵が原野で撃ち合ってた時代と違って、今は専門職のプロ兵士が戦うんだから徴兵なんぞに意味は無い。

「日本だけ守ってれば充分だ」という主張も、そもそも集団的自衛権を行使できないと日本すら守れないと言う危機感から発案されてる案件だったりするんだよね、これ。

日本だけ守れればいいならインドやオーストラリアなんかと同盟する必要ないだろう。あれ別にインドやオーストラリアを守る為の同盟じゃなくて、もちろん半分は日本の為でもある。そりゃ外交はボランティアじゃないから当然ながら双方に利はある。

インド洋や南シナ海を経て運ばれてくる資源の中で日本にとって死活問題になるのが石油でしょう。
他にも東南アジアから天然ガス買ったりアジア圏以外の多くの物資は全てマラッカ海峡を越えて南シナ海に入り、日本に運ばれる。
海上自衛隊が海外に積極的に航海に出てインド洋なんかで活動してたのも、別にあれボランティアじゃない。
海洋調査と日本のシーレーン防衛の為の情報収集も兼ねてるというか、むしろそっちが主題だろう。

今は中国が南シナ海でベトナムやフィリピンと領海争いをしながら圧力かけて、どんどん侵食しておりますが、あれを「日本関係ないし」と言ってる人達をオレは前述した「木を見て森を見ず」な人達だと思うわけ。
自分が中国の立場になって一番邪魔なのは日本。
縦に長い領海のせいで、太平洋に出て外洋艦隊を編成したいと言う野望を持つ中国にとって日本は蓋みたいなもんだ。
しかも中国海軍の主力である潜水艦の位置は日本の世界一網目の細かい対潜哨戒機の哨戒網によって実質的に活動を封じられてる。
潜水艦を無力化され、イージス艦で対空防備が万全の海上自衛隊に対して海上戦で戦うのは自殺行為に近い。当然他の方法を考える。
だから、日本を迂回して南側から太平洋に艦隊を出したい。

じゃあ中国はなんでそこまでして南側から太平洋に出たいのか?

太平洋に出るルートを確保すれば台湾が東側から攻められるからでしょう。

台湾はその防衛施設のほとんどが西側を向いてる。仮想敵国が中国だけだしね。東側は日本とアメリカが確保してるし。

で、仮に台湾、もしくはもっと南のフィリピンあたりの海を中国が実効的に支配して影響力を持った場合どうなるか?
邪魔で仕方ない日本のシーレーンを中国がなんとでもできるって話になる。
これがアメリカなら自国のシーレーンが危険になった時点で近隣国と連携して保守活動に移ることができる。
まぁアメリカの場合、保守どころか3段飛びでいきなり空母派遣して爆撃とか制空権確保とかやるけど(笑)

ただ、日本は集団的自衛権を行使できないので指を咥えて見てるしかなかった。他国の領海に自衛隊を派遣して守るなんてダメ!絶対!みたいな感じだったし。

昔は中国もそれほど無茶ができなかった。何故ならフィリピンに米軍が駐留してたから。というか南に出ようとして米軍に力の差を見せ付けられたことで中国は海軍増強を志したんだけどね。
でも今はフィリピンから米軍が撤退させられたから、今こういう事になっとる。

こんな小さい島国で1億2千万人も養ってる日本にとって、『シーレーン=国民の生活』だろう。
ましてや原発の稼動止めて火力発電で電気まかなってる現状で石油のラインを止められたら国家経済が破綻する。

その日本のシーレーンを握ってしまえば、海上自衛隊なんかと戦わなくても中国は日本に何でも要求できてしまう。
ちょっと前は尖閣あたりを確保してそれをやろうとしたけれど、米軍が「そこ日米安保で米軍が守るけどね」と言ったから少し南に移動したんだろう。

今現在その日本の生命線ともいえるシーレーンは日本と友好的な東南アジア諸国やインド洋を管理するインドによって守られてる。
でも東南アジア諸国じゃ中国には抵抗できない。現にベトナムもフィリピンもいいようにやられてるし。
集団的自衛権の行使が出来れば、あそこに海上自衛隊がヘリ空母に護衛艦とイージス艦でもつけてやるだけで大人しくなる。

日本は日本だけで生きていけてるわけじゃなく、世界中の国家と貿易関係を根底にして成り立ってるので日本を守ろうとしたら結局は近隣諸国との連携は必須なのだよ。

…いや、近隣諸国との連携も協力もなく、資源も算出しなくてもシーレーンを封鎖されても自力だけで生きていけて尚且つ戦争も抑止できる手段はあるけどね。
生きてくと言うか「それをさせない手段」だけど。


まぁ少し賢い人なら見当つくでしょう。
えぇ、核武装です。

有史以来、核武装した国家に対して先制攻撃をした国はありません。これが最大で最強の戦争を抑止する手段になっとります。
オレは日本の核武装は反対ですけどね。

アレが一番コストもかからず戦争を抑止する手段ですよ。
オレはコストかけてでも核武装はしないで戦争の抑止をする為に自衛隊を増強して法的な制約も時代に則したものになってほしいと思ってるわけですが。

オレは戦争はしたくない。家族や友人の為ならまだしも、国家の為になんぞ死にたくないし殺したくもない。でも日本の経済や国民の生活が崩壊するのも嫌だ。
ゆえに、代わりに戦ってくれる自衛隊は必要だと思ってるし集団的自衛権の行使にも賛成である。

矛盾してますかね?オレは自分じゃ真っ当な主張だと思ってますが。
だって自衛隊いなかったら攻めてくる敵と戦うの国民だし、石油止められたらガソリン無くなって車やバイクも無くなりオレの仕事もなくなる。電気も止まる。

憲法守る為に死にたくないもんオレ。





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最終更新日  2021年11月20日 00時03分17秒
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