カテゴリ:「二人羽織とはず語り」
同郷の先輩がいないのは淋しい。 いつか入ってくる後輩のためにも、自分自身しっかりしよう。 (高野悦子「二十歳の原点序章」より) 今年も、少しづつ少しづつ、 「三部作」を読み進めています。 「ノート」「序章」と続いて 今は、最終章の「原点」に入ったところ。 冒頭は、毎年、付箋を貼ってしまう一節のひとつです。 何でもない一文ですが、 悦子の繊細さと優しさと真面目さが よく出ていて、私は好きです。 空の描写とか ちょっとした気持ちとか 何でもない部分が いいんだよなって思う。 ☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆ 朗読『二十歳の原点』 原作 高野悦子 独りであること、未熟であること、 これが私の二十歳の原点である。 高野悦子 (1949-1969) 昭和24年1月2日、栃木県生まれ。 昭和42年、立命館大学文学部史学科に入学、 京都府で下宿生活を始める。 昭和44年6月24日未明、20歳6ヶ月で鉄道自殺。 中学校2年生から大学ノートに書き続けていた日記が 父親によって整理され、「二十歳の原点」「二十歳の原点序章」 「二十歳の原点ノート」として刊行、ベストセラーに。 この公演では、高野悦子が20歳を迎えた昭和44年1月2日記から、 死の前々日であった6月22日までの軌跡を、朗読でたどります。 会場は、悦子が生きた時代から続いている喫茶店、 日記に登場する愛読書の数多くが並ぶ読書館、 京都の喫茶「しあんくれーる」を彷彿とさせる名曲喫茶。 ――― 今宵、彼女の残した心の花が、 一杯の珈琲と共にそっと薫り立ちますように。 ☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆ 2018年 ●6/9(土)19時開演 【阿佐ヶ谷】 名曲喫茶ヴィオロン 1000円 ●6/15(金)20時開演 【高円寺】 アール座読書館 1800円 ●6/24(日)18時開演 【国分寺】 名曲喫茶でんえん 1800円 開場は開演の30分前です。 なお準備の都合上、開演15分前までにご来場下さい。 各回、喫茶店の趣と演出が異なります。 詳しくはお問い合わせ下さい。 ご予約・お問い合わせ、チラシの送付などは kirakiracrayon(あっとまーく)yahoo.co.jp へお寄せ下さい ☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆ 制作日誌はおいおいと。 ( 今までの記録は こちらのカテゴリ からご覧いただけます。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月23日 16時13分08秒
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