派遣716日目:MIT Localization Team Meeting
1週間のExhibitionも無事終え、任地メケレに戻って来た。
学生が帰ってからの3日間は、他の隊員が発表者として加わった。
発表内容は、半年前に帰国した隊員が作成した「TOP Linux」の紹介。
こちらもPuppy Linuxを元にカスタマイズされたLinuxなので、MITの
ブースのテーマに沿っている。私ともう一人の隊員で交替で発表を行った。
昨日の最終日は、午前中はJICA事務所で配布物のコピーなどを行って、
昼食後会場に行くと、電気が消え、みんなが帰るところだった。
急遽午前中で展示会を終了し、午後は閉会式を行う事になったようだ。
予告無しにスケジュールを簡単に変えてしまうところがエチオピアらし
い。せっかく準備した配布物も配れず、プレゼンもできず、なんだか不
完全燃焼でExhibitionは終了した。まあこの1週間で十分な人数に発表
は出来たので良しとしよう。
今日の昼の便で、メケレに戻ってきた。
前日にフライト時間が40分早くなったと電話がかかってきたので早めに
行ったら殆ど人が居なく、フライト時間も逆に遅くなっていた。
相変わらずのエチオピア航空だった。
学生が先に帰るときに、ひとつお願いをしていた。
今回のローカライズを行うにあたり、多くの学生に翻訳作業を手伝って
もらった。彼らに今回のExhibitionの参加報告と今後に向けた話をする
為に、ミーティングを開催するようにお願いしていた。また、手伝って
もらった彼らに、ポストカードや文房具などのささやかなプレゼントを
する為に、貢献度のランキングも作るように依頼していた。彼はきちん
とお願いした通りの事をしてくれ、今日の夕方にミーティングを開催す
る事ができた。今回翻訳を手伝ってくれた学生は、1,2年生だが、これ
を機にLinux/OSSに興味を持ち、ローカライズなどのプロジェクトを
行っていってくれれば嬉しい。