絵本第二作、ほぼ、完成しました！

午前中は、「夜の商店街」の着色に手こずり、
「もおーっやだっ！」な気分に。
おりしも、夏の熱波が襲ってくる。

うがーーー。きっつーーーっ。(>_<)

午後になって、「ここで一度、カラーコピーとってみよう」と思いました。
別の作業すると、心身冷却できるかな・・・と。
コンビニまでの道、帽子かぶって、日傘をさしても、ぎんぎらに暑いっ。

原画サイズは、Ｂ３なので、コピー機の画面をはみでてしまいます。
あちゃー。
しかし、「印刷プレビュー機能」などを使って、なんとかとりました。

家に帰って、「ほとんど思考モードＯＦＦ」で製本しました。
前回、何冊もサンプルをつくったので、手馴れたものでございます。
さあさあ、できたできた。

縮小版カラーコピーには、何箇所かの「塗り残し」を発見しました。
いかんいかん。
修正修正。

そうこうしていると、息子が、夏休み前の最終日、学校から帰ってきました。
「ね、見てよ」というと、
意外にすんなり？？？（←このごろ、すんなり、ではなかった）見てくれました。

ぱらぱらぱらぱら・・・・。

今回の作品、文なし、なんです。
絵だけ。
めくるスピード速い。

前回のものは、文はありましたが、
ご近所の小学一年生のお嬢さまに見せたときも、そんなスピードでした。
ぱらぱらぱらとめくって、気になったところだけ、止まる。

それが、子どもたちのスピード。

「うーん」と、息子がうなる。
私「え？なに？」
息子「文なしの絵本は、絵はもっと手抜きしてよかったんだ・・・」

なにやら、息子はひとりで納得しています。
なんなんだ、その確信めいた発言は！
私抜きで、なにひとりで学習してるんだい。

「どういうこと？」と聞くと、
子どもたちは、オトナに文を読んでもらっている間、
「時間があまってヒマ」なので画面上の絵をあれこれ、さがして見たがるのだと。

しかし、文なしの場合は、自分のペースなので、時間はあまらない。
だから、余計なごちゃごちゃは必要ないのだと。
主題がはっきりとしっかり描き込んであれば、あとはシンプルでよかったのだ、と。

「手抜き」というより、焦点化、ということですか？

二作目「ほぼ完成」でつくずく感じるけれど、
絵本もデッサンと同じで、
ある程度描きこまないと見えてこないのだな・・・。

しかし、私の中で「今回の作品、これで終了」な意識がガツンとやってきました。
夕方、涼しくなって、ＣＤを聞きながらお料理をつくっていると、
ここちよい達成感が、全身にあふれてきました。

ああ、ひと仕事、やりとげたな・・・って。
ああ、幸せだなあと。
キモチいいなあ、と。

夜は次の作品の企画会議開始。
いくつかあるコンテストの中から「これはテーマが狭いからダメ、これでしょ」。
息子は、「共作者の自覚」をしっかり持っているようでございます。

「それはおもしろくない」「うーん、こうしたら？」と激論は続く。
そのうち、カッカしてきて、
思えば、ここちよい達成感は、１時間ほどでした・・・。(^_^;)

麗しの達成感。また、何ヶ月か後に味わえるかな？