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ニーハオ中国

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2015/03/11
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カテゴリ:中国で子供の教育
もうだいぶん前の話になってしまいましたが、
日本での出来事を少し。

去年の正月帰省中に
初めて日本の公立幼稚園に1週間ほどだけ通ったチビちゃん。
喜んで通っていたので、
今年もと、2月に帰省した翌々日より
幼稚園の年長組に通わせました。

ところが、通い始めたチビちゃん、
なんだか元気がありません。
走る様子も不自然で、やたらと転びます。
つばめが仕事を始めて数か月、
あんまり外で遊ばせてなかったからかなぁと
反省するつばめ。
中国ではほとんど転ばないのになぜ?
担任の先生は、他の子供達と一緒に走り回りたいと
気が焦って転ぶのではないかと言っていたけど。。。

ちょうど幼稚園は数日後にコマ回し大会を控えており、
だいぶん前から練習してきた周りの子供たちは
結構上手に駒を回すのに、
初めてコマを回すチビちゃんは全然。
とうとう3日目には幼稚園に行きたくないと
ごね始めました。

家で練習をさせようとしても、
ちょっとできないとかんしゃくを起こして
投げ出してしまうので、たいして練習もできないまま
コマ回し大会を迎えることに。

当日行き渋るチビちゃんをなんとかなだめて
幼稚園に送り込んだ日、心配で
帰りに担任の先生にチビちゃんの様子を聞いたところ、
とても頑張っていたとの話。

「それとなく年中さんが使う簡単な引き駒を勧めてみたけど、
 年長クラスのお友達のと同じのをするといって
 最後まで一生懸命チャレンジしてました」

と言われ、拍子抜け。
かんしゃくも全く起こさず、頑張っていたらしい。
まるで二重人格化と思われるぐらい
家と全く様子が違うではないか。

その後、逆上がりの練習も
家の横の公園で親がやってみるよう言っても
いやがってやらないくせに、
幼稚園の放課後の様子を見ていると、
友達の後について、喜んで練習しています。
ほんと、不思議です。

7日間の日本の幼稚園体験が終わりに近づいた頃、
園長先生と雑談でそのことを話してみたところ、

「この年頃の子どもは、何でも遊びの中から
 色んなことを学んでいくんですよ。
 無理に練習や勉強させようとしても楽しくなければやれないんです。
 あと、お友達と一緒にという環境も大切なんですよ」

とお話しくださり、ハッとしました。

子供たちの中でみんなで楽しく学んでいく。
そのことが大切なんだと気付くとともに、
日本の子供ができることは
我が子にもできるようになってほしいと
無意識に願っていたけれど、
ずっと中国の環境の中で育つ子供に
日本のお友達と同じことを学べと要求すること自体、
無理のあることだと気付かされました。

つばめは日本人なので、
つい日本の教育環境のほうが中国より優れていると
思い込みがちだけど、
それぞれの環境の中で
子供達は育っていくのだから、
それは受け入れなければならない。

そういう基本のもと、
やはり子供には、日本文化や日本の教育環境にも
できるだけ触れさせてやりたいと思うつばめなのでした。
(特に運動能力育成などは、明らかに日本の幼児教育の方が
 優れていることを、わが子と日本の幼稚園生を比べ痛感しました)

毎日子供の様子を詳しく話してくださり、
時にアドバイスくださった先生方には
感謝の気持ちでいっぱいです。
親の方が育児カウンセリングを受けて癒された気分です。





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Last updated  2015/03/12 01:48:41 AM
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