コスモポリタン・ライフ

今年は去年の夏より暑い！と

１００％の人が思っている、と統計も出たドバイ。

もちろん、日中は４５℃にもなろうかという状態で

目や肌は熱気が刺すような感じだし、

室内から外に出るとメガネは曇り、

車に乗っていても

アスファルトの熱気と最強の太陽光線で

車も燃え出すんじゃないの～

とでもいう状態。

いや、

実際に車が炎上することはあるらしい。

さて、

日中はこんな感じなのだが、

いったん日が沈むと

これまた

ドバイの街は忙しい。

日中は外に出られない人も

日が沈んでから

あちこち動き出す。

まあ、日が沈んだといっても

３０℃以上、湿度は７０％ほどもあるので、

間違っても

涼しいとはいえない。

が、

殺人的な太陽光線がないだけでも、マシ。

昨日、

ホテルにあるレストランに行たのだが、

ここはビーチにある屋外レストラン。

さざなみの音を聞きながら

ドバイの夕べを楽しむリゾート・ディナー

と思ったら、

とんでもありません。

ビーチのせいか、

湿度はもう１００％？思えるほど

ムシムシ、ムンムン。

レストランに設置された

巨大扇風機が回っているのだけど、

所詮天然の風。

あまり意味がない。

まもなくして運ばれてきた

スティック状パンは

瞬く間に湿気まくり、

サクッとするはずの歯ざわりが

噛み切らないと食べられず、

そうこうしているうちに

体中から汗が吹き出てくる。

テーブルナプキンは

すでに汗拭きタオル。

さらに

これに追い討ちをかける出来事が。

私はピザを頼んだのだけど、

まず始めに、

ペッパーをふろうとしたら・・・・・・

ペッパーの「P」と言う文字の入った

容器だったにも係わらず、 

なんだか、透明の白い粉が出た。

え？

と思って、よく見たら・・・・・

塩だった。

ペッパーの入れものと

塩の入れ物は同じなので、

誰かが入れるときに

間違ったのだ。

まあ、これだけなら

たいしたことはない。

次に、

ピザにチリオイルをかけようとして

暗がりでよく見えず、

思い余ったら

ドバ～～～ッ！！

と出てしまい、

ピザはあっという間に

チリオイルに漬け。

しまった・・・・・・

ていうか、これね～

オイルの容器の注ぎ口が大きいすぎるのよ、

と以前から思っていて、

夫にも言ったことがあるのだけど、

とうとう思いっきりかかってしまった。

まあ、

辛いのは

わりと平気、

と高をくくって食べ始めたんだけど・・・・・・

しばらくして

クチが燃えるように辛くなってきた。

おかげで

汗量は２倍増し。

暑い、辛い、ちょっと塩入の＋α　２重構造で

汗まみれのディナーになるとは・・・・

あまりの蒸し暑さに耐え切れず、

コースでゆっくり食べているどころじゃない。

さっさとお勘定を済ませ、

席を立とうとしたら・・・・・・

椅子まで

湿気で床にくっついている・・・・・・

椅子を引こうとしたら、

膝にひっかかって

よろけそうになった。

帰る際に、

夫が冷たいおしぼりを頼んだので

私たちは

日本のサラリーマンのように拭く。

とほほ・・・・

なんとも情けない。

ドバイの夜を甘くみてはいけません。