コスモポリタン・ライフ

そういえば、夫がもうすぐマドリッドに行くので

両替をしなきゃならないなあ、と思って、

スペインの通貨はユーロだな～と考えていた。



ユーロはほかのEU国でも使えるから

使い残しがあってもいいと思っているうちに、



じゃあ、どこで使うか考えたところ、



これからドバイに引越しするのだから

ヨーロッパの航空会社を使えばいいじゃん、


と思うでしょ。



それが、



最近、北欧の航空会社がドバイまでの路線を開設し、

ほかのヨーロッパ航空会社に比べると

時間も短縮されているから、



これからは

待つのが嫌いな夫のことだから

その北欧の航空を利用するに違いない。



と、なると



そのドバイまでのフライトは、

コペンハーゲンで乗り継ぎ。




ということは、



デンマーク。




デンマークの通貨って・・・・・




デンマーク・クローナである。

ということは、

ユーロは使えるが、おつりはデンマーク・クローナじゃないの！

ということは、

ユーロもデンマーク・クローナも残っちゃうじゃないの。

まあ、いずれも使い道はあるのだけど・・・。

ところで、

北欧は、ノルウェー、スウェーデン、デンマークと

同じ名前の通貨（クローネ）なのに独立通貨だ。

なんで～！

まあ、それもまたフライトのたびに利用できるが

そのたびに通貨を持ち歩かなくてはいけない。

以前、ノルウェーに車で行ったときも、

そうえいば、通貨が違うから両替が必要なことに気がついたからよかったものの、

もし事前にしておかなかったら・・・

オスロ市内に入る道路の料金所で立ち往生したところだ。
 

空港だからまだそんなことはないが、

財布の中はいつもどこかの国の通貨が混じっていて

わけがわからなくなるので

使わない通貨は空港の募金箱に入れて処分し、

使う通貨は小分けし、

その国に着く前に入れ替えるのだけど、

ときどき、

財布の入れ替えをし忘れると、

コーヒーショップで、

タクシーの料金で、

さあ、支払うというときになって

あれ、現地通貨はどこだっけ～

と、

ただでさえ機内バッグの中はいっぱいなのに

あせって

バッグをこじ開けると

全開になってしまい、

その勢いで

中のものがこぼれ落ちる、

という見苦しいことにもなりかねない。

かといって

旅行中、

人前で堂々と財布の中を入れ替えることもできないので

空港内でバタバタしているときには

好機を逸する。

それで夫のように、

ディラハムで支払いなのに、オーストラリアドルを出して、

あれ？ 

と、なり、

オーストラリア・ドルをディラハムと間違えた夫は

ディラハムがないことに気がつき、

今度は私が

焦る番である。

ああ、またこんな状況が目に見える。