2月19日埼玉会館にて「ジョン王」観た
(2月21日)テレビ埼玉『ニュース545』にて吉田鋼太郎さんのインタビューと舞台映像がありました。少し、はしょってですが記録します。鋼太郎さんインタビュー「シェイクスピアでもあまり上演される機会がない駄作と言われてしまうような作品が残った。ヒーローが大活躍するとかものすごく泣けるとかダイナミニズムは欠けるけど僕にとってはとても勉強になったし演出家としても腕が磨けた。昨年、娘が生まれた。ウクライナとロシアの戦争の様子が日々映像で流れてくる。戦争の様子が子どもが亡くなっていく様子を見るとたまらない。ひと事ではないという感じが強くなった。ハムレットのセリフのひとつにあるが、芝居というのは時代を映す鏡だと、これはもう戦争を意識した演出をしないと反戦というものを意識しをしないとシェイクスピアが言う芝居は時代を映す鏡だというところにいけないなと思って今回は反戦の思いを演出に込めています。蜷川さんは「まあ、こんなもんじゃないの?」って言っているんじゃないか。藤原竜也くんが観に来て藤原くんと言えば蜷川さんと切っても切り離せない俳優。「ものすごく面白かった。と、ひょっとしたら蜷川さんが喜んでいるどころじゃなくて蜷川さんが嫉妬しているんじゃない鋼太郎さん」と藤原君があの藤原君が言うんだからとても嬉しくてだったらその言葉をそのまま受け取ろうと思って「蜷川さんが嫉妬しているに違いない今回の芝居は」というように思っています。蜷川さんすみません。(手を合わせる)蜷川さんが亡くなってから5本ずいぶんたくさんやったような気がするんだけどたったの5本なんですよね。これからもやりたいと僕は思っている。僕はシェイクスピアから芝居を始めた人間ですのでシェイクスピアをやらせて頂けるのは何よりの喜びですので芝居をやっていく上でもう埼玉の劇場で半永久的な芸術監督にしてもらいずっと死ぬまでシェイクスピアを埼玉でやりたいというのが僕の希望でしてクビにならない限りやらせてもらいたい駄作を連発しない限りやらせてもらいたい」蜷川幸雄さんから引き継いだ彩の国シェイクスピアシリーズシェイクスピア作品全作公演最後の作品じゃなかったはずの作品を。「中止」扱いだった作品の公演。胸がいっぱいになります。今日は大千穐楽⤴️⤴️おめでとうございます。無事に幕が上がりますね。良かった良かった‼️大千穐楽は配信もトークショーもつけてくれるという太っ腹✨私も購入✨一緒に見届けます✨さてということで19日の観劇のかんそうぶん((笑)備忘録なのでネタバレあります。ご注意を。埼玉会館での「ジョン王」を。シアターコクーンの観劇から約2ヶ月と久しぶり。ジョン王が光夫さんから鋼太郎さんに。演じる人が変わるとまた違って見えてきますね。演技って深掘りすると本当に面白い。「技」っていう字があるのがわかるわかる。そんな説得力が感じられる。光夫さんのジョン王はどこか哀愁がありましたし毒を盛られ病気になってから少し同情したりもしたのですが鋼太郎さんはやんちゃな⁉️王様で真逆な王様像。だからまた新鮮な気持ち倍増で観られて面白かった‼️「ヘンリー八世」は運が強いなあと思って観たけど「ジョン王」は、いろいろ希望をひっくり返しされたり裏切りにあって決して運が良いとは思えない。はたまた選択の悪さかそれにしてもどんなに偉ぶっても死を前にすると人は平等って思いました。光夫さんジョン王は志半ばで哀しく感じたけど鋼太郎さんジョン王はラストの世代交代が清々しく希望に感じてしまった。繰り返し観劇していることもあるかも。それから鋼太郎さんの演出は戯曲を膨らませていっぱい洋服を重ね着させたような感じだけど重ね着コーデが面白いことになって、でも、柱は変わっていない骨太さでぶれてないのがわかってすごいなって思い感嘆。子どもが亡くなるのは世の中で1番悲しい出来事。戦争はむごい。それから戯曲シェイクスピアは自国への危惧と希望をヒシヒシと訴える気持ちで書いていたのかな?という部分を今の日本とも世界の悲しい出来事とも重ね合わせて強く強く感じることができた。少し俳優さんのことを。櫻井さんのフランス王がキュートで二枚舌的なところあっちこっち意見が変わるとこ「なんでやね〜〜ん❗」って突っ込みどころがわかりやすかったしジョン王との対峙もな〜〜〜んか楽しかった💕坪内さんのソールスベリーも素晴らしかったなあ。歌も良かった。純米さんのブランシュの最初のタバコ持ちのやさぐれ感から皇太子ルイを前にして可愛らしくなってしまうとこや結婚が決まることにより実家と嫁ぎ先との板挟みの哀しみ・・・・も戦国時代みたいで見ていて気持ちが盛り上がった。コンスタンスの玲央さんは夫を亡くして悲しみの中で次は子を失う悲しみ・・・・が狂ってしまう苦しみに涙涙。アーサー、他人から見てもめっちゃ可愛いい良い子なのが伝わるし・・・・(泣き)京蔵さんの皇太后はさすが過ぎてありがたさいっぱいでみいっちゃう。男性が演じてはいるけど女性の歴史をどの国でも痛みや哀しみ、我が子共々にある野心があることがヒシヒシと迫ってきて良かった。ヒューバートの努くんは適役過ぎて大好きでした💕もう、この役は努くん以外考えられない。アーサーとのやり取り本当に胸を打つ。そして、蜷川幸雄さんのシェイクスピアシリーズには欠かせない方々もいて私のホーム感満載宝箱です。それから外せないはい。私生児フィリップについては前にも書いたのでまた別のことも。小栗旬くんファンとして歌有り、殺陣あり長セリフありで、投げキッス(?)ありかっこよさもりもり旬くんの良さがたくさんでもう、ひゃっほ〜〜〜い💕💕💕といった感じです。三回キスなしぐさ有りデー。センター席でしっかり受け取りましたわ💕セリフ回し旬くんの「間」の取り方ため方って絶妙でセリフと共に感情を揺さぶる。所作の表現力もずば抜けていました。動きも日々ストイックにいろいろ鍛えているひとって・・・・わかる。舞台の上では誤魔化せない。そんな安心感が素晴らしかったです。フィリップの、戦争の当事者でもありけれど傍観者的なところとなかなか難しい役どころだったかと思いましたがその存在感で誰もぐうの音出ない。最後の「この国〜」は日本をイメージして気持ちが揺さぶられ・・・・。戦士との対峙も、なんとも言えない余韻になりました。とにかく観たい旬くんが詰まっていました‼️鋼太郎さん、旬くんありがとう✨☆おまけ☆鋼太郎さんの願い通りまた埼玉でのシェイクスピア演出を期待しています。マクベスは藤原竜也さんにやって欲しいなあ〜〜✨とかハムレット主役日替わり。ハリーポッター呪いの子みたいに。藤原竜也、小栗旬、松坂桃李溝端淳平,窪田正孝、林遣都、そして岸優太(事務所でるしオファーしやすくなるよね。埼玉出身でそれもなんだかいいしストイックだしできると思う。新しい風✨)のラッキー7人で💕私、毎日通わなきゃいけなくなるか😱願い、願い。言霊、言霊。舞台の神様💕☆さらにおまけ☆私が見に行った日旬くん@私生児が冒頭登場後方扉から。まだ席に着けていない方の後ろを通路づたいで降りてきて舞台にあがるんですが仕込んでいたんじゃないのか?(違います)というくらい青年(小栗旬)の前を歩く方がゆっくり降りているのでちょっともう死語?ガン見しちゃっていました(*^^*)いやいやいやいやドキドキハラハラしちゃいました💓という最後はまたまたミーハーな感想で記録で、すみません💦コクーンとはまた違った演出でした。最初の演出、ラストも凄く大好き。反戦本気が伝わります。この日はグッズ、舞台写真とアクスタを購入。ランダムアクスタは今回は鋼太郎さん✨三ヶ所の差し込み口は無事に収まる。竜也さんの以前買ったグラスも仲間入りしてパチリCheers⤴️