テーマ:かつてのB級時代劇(145)
カテゴリ:キネマ
新しいテーマで日記を書きますわ。わての、オタクのジャンルの一つ、映画ですわ・・単純な、勧善懲悪がいいんですわ・・・チャンバラ映画が最高ですわ。
それも、大映があった時代までの映画ですね・・1970年くらいまでの作品ですわ・・ 今の映画は、技術が進みすぎて、役者の匂いが伝わってこないんですよ・・ 先週はBSで、放映作品がいいのがありましたので、録画がたまりましたな~あ 邦画はレンタルが少ないので、NHKBS2が頼りですわ・・・ 特にプログラムピクチャーというもの、B級映画がいいんですわ・・ 1カットが良ければそれでもいいんです。必死に見るのは最初の数分ですな~あ、最初のカットと、タイトルに注目ですわ・・・これで、半分くらい見た気になりますわ・・ 今日見たのは、「飛び出した女大名」(1961) 大映作品 勝新太郎、中田康子・・・ 勝新太郎は、売れない2枚目でした。勝の白塗り、今風にいうとイケメンの映画は、興行収入が悪かったようですわ・・ 座頭市が当たって、市川雷蔵とともに、カツライスと呼ばれ、大映の2枚看板になりましたがね ファーストシーンは、厨房のシーン、コミカルに撮られてました。江戸に見合いに来た姫君の食事を作るシーン、姫は口がうるさく、まずいと言って賄い方を困らせるシーン。 ユニークでしたねぇ・・・ お姫様が中田康子でした。あまり印象無いんですわ・・(東宝)と入っていましたねぇ?調べてみましたら、宝塚歌劇団→日劇→東宝→大映というキャリアなんですね・・ だから、歌えるわけですわ・・ この作品、ミュジーカル調の作品になってますわ・・ お姫様が城を抜け出して、起こる騒動といったようなもので、やがては、諦めて見合いを承諾するという設定・・・ 相手役の勝新は、どこかしっくり来ませんなーあ・・・。 当時の人気歌手が、出演してました。水原宏とザ・ピーナッツ。 それに、腰元役で「トリオこいさんず」・・これ見たときに、なつかしくなりましたなーあ。そして、ドドンパのリズムが流れましたわ・・・ 当時のわては、小学生ですよ・・ でも、水原宏の「黒い花びら」は覚えています・ 今見ると、ピーナッツって可愛いですね・・というより、そそりますなーあ・・おいコラ 姫の管理役のうるさい爺さんが見明凡太郎、婆さんが武智豊子とういう個性派さんですわ。浦辺粂子が登場すると、画面がきりっとしまった感じがしましたわ・・ 音楽が中村八大ですわ・・・ ラストシーンが江戸を去る道中の篭で、「江戸日記」を見るシーン、これで終わったのだという気持ちが出ていました。 その行列のカット、行列が長くて見とれてました。今じゃ、こんなカット撮れませんねぇ・・・場所が無いでしょう・・ こういう、肩の凝らないB級映画が好きですわ。製作された時代の背景が作品に出てますから、その当時のことを蘇らせて、楽しんでますわ・・ まあ、映画の楽しみ方もいろいろありますのでねぇ・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/07/05 10:48:52 AM
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