テーマ:かつてのB級時代劇(145)
カテゴリ:キネマ
新国劇総出演による時代劇です。 新国劇と言えば、長谷川伸の原作が多いですが、この作品もその一つです。 TVで、かなり大昔に長谷川伸名作劇場なんてのがあって、この作品も見ましたな~あ 鶴田浩二が時次郎をやってましたよ・ それに、小さい頃は、新国劇の舞台中継をよく見てました。親が見ているのを、一緒に見ていたという感じですな~あ おっかさ~ん・・の瞼の母ってのよく覚えていますよ。馬場の忠太郎ですな~あ 島田正吾と辰巳柳太郎の2枚看板でしたな~あ この映画の監督は佐伯清ですな~あ・・この監督は、昭和残侠伝を数本監督してますわ・・唐獅子牡丹ですがな~あ・・わての青春の頃の映画ですわ・・・ 一宿一飯の渡世の義理、追手の助っ人で、三蔵と差しの勝負で相手を斬ってしまった。最後の頼みとして、女房と子供を、女房おきぬの実家に届けてくれと頼まれる。 このシーンまでのいきさつがゆったりと描かれている。 そして、道中が始まる。おきぬには、恨まれてもじっと耐えて道中を続ける。 賭場で金を作ったり、苦渋の旅である。子供の太郎吉は、時次郎になついているんだが・・ そしてシーンが、数ヶ月経った、おきぬの実家・・・ いきなり場面が飛ぶので、間は想像する・・ まさに芝居ですな~あ・・・ 命日におきぬが墓に花を供えに行ったら、すでに花が供えられていた。 そして、飴売りをしている時次郎に出会う。 おきぬは、子連れの縁談を迫られていて、実家も居づらくなっていた。 再会をよろこぶ二人であった・・・この場面はこれで終わり・・ 時次郎、おきぬ、太郎吉は3人は、端から見れば、夫婦と子供、でも二人は夫婦ではない・・そんな旅が続いている・・・ 門付けをしたり、ヨイトマケをしたりして、その日の暮らしを過ごしている。 安い木賃宿で逗留しているのだ・・・ いよいよ、おきぬのお産が近づいた・・だが、金がない・・・ ついに、時次郎は、長脇差を取って、喧嘩の助っ人に出向く。一両という金に、負けたのだ・・ おきぬは、難産で苦しみ出す・・・ そして、喧嘩の途中で、おきぬの元に、急ぐ時次郎・・・・ ここで、昔は拍手したんだろうな~あ・・・ 急げ! 急げ! って具合に・・ 駆けつけたときに、もうこの世の人ではなかった・・・ ラストシーンは太郎吉と一緒に、街道を行く時次郎の姿でした・・・ 時次郎が島田正吾、三蔵が辰巳柳太郎、おきぬが水戸光子(大映) あんかけの時次郎もこれをもじったのかな~あ・・・ 「てなもにや三度笠」 当たりマエダのクラッカーですがな~あ 藤田まことに、白木みのるのコンビのTVのヒットドラマ 日活が、時代劇作ってたんですねぇ・・ 日活と言えば、アクション映画、タフガイ、マイトガイ、コルトの錠、それに日本のジェームスディーン・抜き撃ちの竜なんてねぇ。わての小さい頃の映画のイメージですわ。 これからも、映画のテーマは続きますわい・ 懐かしの映画は、わての想い出を引き出すトリガーですがな~あ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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