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変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

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2005/07/25
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カテゴリ:キネマ
 原作は田村泰次郎の「肉体の門」で、鈴木清順監督の作品ですがな~あ。
 まだこの頃は、ヌードに問題がありましてな~あ。物議を醸しましたんや。
それでヒットしたのかもな~あ。わてが色気づいた頃でしてな~あ。覚えてまんねん。
ポスターを眺めてましたわなーあ。
肌色のタイツをはいてる、はいてないのという話ですがな~あ。今では、昔の物語と言う感じですがな~あ。
このなーあ、イタリア映画でもあったんですがな~あ。「バンボーレ」という作品でしたな~あ。
こんな、しょうもないことは、よう覚えてますねん

 五社英雄監督でかたせ梨乃の作品の方が、迫力おましたな~あ。ロマンポルノでも映画化されてますねん。
古いところでは、当方で1948年にマキノ正博監督で轟夕起子、月丘千秋の作品がありますがな~あ。

清順作品は、5人の娼婦が中心の映画でしてな~あ。つまり、パンパンですなーあ。4+1と言う方がいいかな~あ。1人は枠を着て、ちょっと4人とは違う感じ。お町姐さんして、「男と女とは身体の結びつきが一番や」というてますなーあ。富永美沙子が演じてますがな~あ。

4人は、カラーで識別されてますな~あ。
赤  ボス格のせん   ・・・ 河西都子   数本しか出演作品ありまへん
黄  お六・・・・・・・・・・石井富子
緑  ボルネオ・マヤ・・・・・野川由美子
紫  お美乃・・・・・・・・・松尾嘉代
緑が巧く使われてますな~あ、メインがマヤですからねぇ

これに、かっぱらいの元兵隊の宍戸錠が絡むんですなーあ

でも、4人ともあまり娼婦らしくないですがな~あ。

リンチシーンがハイライトなんですがねぇ。・・・
1人目は少しだけ 髪を切られる
2人目はお町で  あわや毛剃りをされそうになる
3人目はマヤ   これがハイライトかな~あ。
と言っても、まあ団鬼六の世界に比べたらなーあ・・・

最初はマヤが闇市に、お下げの髪でもんべ姿で現れて、パンを盗む。
そして、郊外を歩いていると、進駐軍の車が追ってきて、レイプされる。
それで、パンパンになる決意をするんですがな~あ。
この、追ってきて襲うシーンがなーあ、カットされましてすがなーあ。
アメちゃんへの配慮からかなーあ。

清順作品だけに、映像に工夫がありますがな~あ。





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最終更新日  2005/08/06 08:56:19 PM
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