テーマ:かつてのB級時代劇(145)
カテゴリ:キネマ
![]() 山科で大石主税が討ち入りに参加する決意を表明するまでが、花の巻でんがなーあ まあ、一挙上映されたんでしょうがねぇ 東宝のオールスターの「忠臣蔵」ですがなーあ。でも、いませんのですよ、時代劇は東映ですからな~あ。 時代劇スターがな~あ。それで、歌舞伎を助っ人にしましたな~あ。 内蔵助が松本幸四郎、吉良が市川中車でしてねぇ・・・ 2枚目がやる内匠頭ですかーあ、若大将でんがな~あ。 まあ、学芸会の延長でんがな~あ。だから、歌舞伎役者がカバーをするわけですがな~あ。 そうなると、東宝の時代劇の看板のミフネでんがな~あ。 俵星玄蕃ですがなーあ、浪人で宝蔵院の槍の名手で、討ち入りを助けるという役で見せ場を作ってますがな~あ。 この映画は、伊福部昭の音楽が大きいな~あ。 タイトルバックに流れるのは、御詠歌長メロディーですなーあ。 死へのいざないといった、感じですなーあ レクエイムという方がいいんだろうがな~あ。 わてみたいな、下品な無教養な者はなーあ、御詠歌の方がわかりやすいですねぇ その歌詞はといいますとな~あ。 「風誘う・・・ いかに問わせん」 でして、内匠頭が読んだとでっち上げられている、辞世の句ですがな~あ。 残念ながら、前半はチャンバラはほとんどおまへんな~あ。 上杉の密偵VS赤穂なんてシーンはなくてな~あ。 討ち入りを決意していくプロセスが、心情的に描かれてますがな~あ。 堀部安兵衛と俵星が出会って、飲み比べをするのは、畳替えの一件の日の夜で、これで俵星を絡まらせる挿話でんがな~あ。 ちょいと面白いのは、勅使下向の公家が描かれてましてな~あ。 泊まった宿での、主人の公家への悪口な~あ。 そして、待っているときに、欠伸をしながら、退屈だな~あと語るシーンなーあ。 それから、吉良が赤穂に塩の製法の伝授に行って、けんもほろろのあしらわれたことの、意趣が吉良にはあるということなーあ。そういう風に持って行ってますがな~あ。 仇討ちは、あくまでも、悩んで悩んだ苦悩の果てということが、よく出てますがなーあ。 あとは、「お軽勘平」ですなーあ。 萱野三平とお軽の、ラブラブカップル。 三平は赤穂への早駕籠の1便に乗った、その途中で駕籠に当たって老婆が避け損ねて死んだ。 その時、名前を名乗った。そうしたら、身内の者が、親の敵と追ってきた。 三平は、しかたなく、討たれてやることにした。 それを知って、大石は泣きながら、飼っていた雀が死んだので、今日は供養じゃ飲め飲めというシーンですな~あ。これが、結構、強く描かれてますよ。 でも、女優はんなーあ、いいのいませんな~あ。 りくは原節子で、浅野の嫁さんは司葉子ですがな~あ。 淡島千景使えばなーあ・・・ でも、中車の吉良が際だってますがなーあ。これで、持ってるようなものだなーあ 堀部安兵衛は三橋達也ですがな~あ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/12/18 02:19:08 AM
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