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変なじじい『ゆきのじょーお』

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2006/01/25
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カテゴリ:キネマ
 チャンバラ好きなわてには、このタイトルは、ごっつう魅力でんがな~あ。
えてしてな~あ、名前負けするんやがなーあ、・・・ピンポン

 工藤栄一監督に、シナリオが池上金男でしてねぇ・・
まさに、「十三人の侍」の再現という買うか、二番煎じというか、そういう感じですなーあ。
ナレーションが、文語調でそっくりさんだ~あ。

 こちらの、刺客は組織だってませんがなーあ、山鹿素行のもとに、それぞれが使命を果たす、だがリーダーがいなく、それぞれ行くというパターンですなーあ。

4代将軍家綱の跡目争いですがなーあ。
時の老中は酒井で、甲府宰相を擁立して、将軍になった暁には、執権として政治を一切任せるという、密約が出来ている。
 それを若年寄堀田が山鹿素行を策士として、食い止めようとするんですがな~あ。

 だが、酒井はこの動きを察知して、企てに加わったものたちを捕らえようと、目付の北条に命じて実行する。そして、一同は一斉に逮捕に乗り出した・・数名のものを逃したが、ほとんどを捕縛した。

 主演は里見浩太朗でしてなーあ、湯殿で妻に背中を流させて、夫婦水いらずのシーン、そこへ追われた知人が逃げ込み、追手がなだれ込み、仲間と間違われて、誤認逮捕される、連行される夫を追う妻は斬られて、惨死する。
だが、里見は、その仲間に助けられ、妻の死を見て、愕然とする・・・そして、世直しの仲間に入っていく。

 追いつめられた山鹿素行は、最後の勝負を残った元で挑む、酒井ではなくて、甲府宰相を襲う計画を立てる・・・ まあ、この襲撃の設定は、よく似てますな~あ。新吉原に行列を行くように画策して、そこで斬り合いでんがな~あ。

 だが、残念ながら、襲撃した方は、すべて討ち取られてしまう。里見も、壮絶に何度も斬られまっせぇ・・・・・ 
だが、失敗したけど、意外な結末で、甲府宰相は死んじゃうんですがな~あ。声は、見てのお楽しみだ~あ。
そして、夢破れた酒井が悶絶するシーンは見物でっせぇ・・大友柳太郎ですがな~あ。これは、迫真の演技でしたな~あ。
 この手先の目付が大木実でして、鋭く取り締まる役には、ぴったりでんがなーあ。

 山鹿素行は安部徹、悪役が似合いも、今回はいい役ですなーあ・・・

目立った素行の仲間ですがなーあ。

貧乏御家人の大坂志朗が素晴らしいですなーあ、残酷なシーンがありますよなーあ。
飄々と、傘針をして生きているのですがな~あ、この政治が子の代まで続くのを憂いて、世直しに参加するが、さいごの襲撃では、戻れるのと悟り、妻と子供3人を手にかけてからでていくんですがな~あ。
さすがに、ぞっとしましたよ。殺戮するシーンはないですが・・・食事の団欒の家族、画面が切り替わり、障子が血に染まり、家族が横たわって白い布がかけられている。これで語っているんですがな~あ。

兄を殺された、河原崎長一郎は、最後に自分が参加したメモランダムに、名前を切り刻シーン。
それに、僧となった山本麟一、つなぎに来る素行の姪を犯す。そして、最後の出発の前にもさしてくれと迫り、罵られて首を絞めてしまう、ぐったりとなった女を残して、襲撃に出向いていく。

まあ、きれいな「十三人の刺客」と違って、どろどろした人間模様が描かれてますがな~あ。

ユニークな存在は、世をすねた御家人の平幹二郎でしたがな~あ。これが、この映画のキーかな~あ。

素行の姪のみやは謎の女ですがな~あ。宗方奈美が演じてましたがな~あ。

まーあ、いろんなパターンが出てくるので、面白いやら、複雑やら・・
もちろん、モノクロでんがなーあ。
東映ムービーサーカスで放映してまっせぇ・・





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最終更新日  2006/01/26 12:59:59 AM
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