テーマ:かつてのB級邦画(505)
カテゴリ:キネマ
![]() 次郎長が、佐太郎のところを裸で出発してから、三島に行き、そして吉良の小川武一のところで草鞋を脱ぎ、武一が手入れを受けると、次郎長が代わりに牢に入り、清水に帰れの緊急の知らせで、戻ってくるまでをゆったりと描いた作品ですがな~あ。 まずは、増川仙右衛門とおきねを一緒にさすので、親のところに行って、話をつけるという事から、始まりまんがなーあ 次は仙右衛門の仇討ちのことで、赤鬼の金平のところに乗り込んだが、川原での喧嘩となるが、小川武一が間に入ろうとするのを、金平が蹴って、それで武一が次郎長について、喧嘩は次郎長有利で相手が逃げ出した。 そして、次郎長は武市のところに逗留する。 賭博の手入れを受けて、武一の身代わりに罪を着て牢にはいる。牢内のシーンがたっぷり見せてくれますがな~あ。 牢のシーンは、牢名主をやっつけて、仕返しとばかりに、新入りの歓迎のセレモニー、決め板を食わすシーンは、それぞれが、名乗りを上げて、叩きますがな~あ。 大政 :大木実 関東綱五郎 :松方弘樹 桶屋の鬼吉 :山城新伍 法印大五郎 :田中春男 増川仙右衛門:津川雅彦 という子分衆ですがな~あ。中でも、法印の田中春男の個性がすばらしいですがな~あ。 旅先というわけで、次郎長の恋女房お蝶は、ほとんど出てきませんがな~あ。 森の石松と次郎長の出会いと、それから、石松と追分の三五郎、それに投げ節お仲と、絡みがたっぷりと、じっくりと語られますがな~あ。 丘さとみがお仲ですがねぇ、博打打ちの女というには、ちょいとねぇ それに、二枚目の追分の三五郎が大村文武でしてねぇ しっくりと、なじんでくれませんがなーあ 石松は長門裕之ですから、監督の身内でんがな~あ。 石松の吃音のシーンと、立て板に水のように仁義をきるようなシーンとが、何か不自然でんねん マキノ監督の東宝版のイメージが強いからそう思うんでしょうかねぇ ま~あ、このキャスティングではねぇ、こんなもんでしょうかなーあ リメークはやっぱり詰まりませんな~あ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/09/22 10:50:49 PM
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