テーマ:かつてのB級邦画(505)
カテゴリ:キネマ
中村武志の「サラリーマン・目白三平」のシリーズは5本作られたな~あ。、最初の2本は東映で、そして3本は東宝でんがな~あ。
主人公目白三平は笠智衆、妻が望月優子ですがな~あ。 だが、3本目のこの映画だけは三平が佐野周二でんがな~あ。 主人公は国鉄のサラリーマンですがな~あ。まーあ、恵まれた部類の庶民の生活を描いたものでんがな~あ。 ちょっとした波風を立てまして、それが治まって、平和な生活が続くというパターンでんがな~あ。 年に一度、三平は一人で箱根に一泊旅行する、これが亭主の年に一度の休暇といいてるがなーあ。 これが取れるだけ、当時では恵まれてたんじゃないかな~あ。 昭和30年代初期の風物詩が見られるのが楽しくて、ストーリーより風俗の方が面白いがな~あ 豆腐屋さんが通り、街では大工がかんなを削っているシーン、それにちんどん屋な~あ。 三平一家は子供は2人で、中1と小学生の男の子2人でんがな~あ。 まあ、TVがない時代でんがな~あ。子供達が外で遊んでいて、子供の世界を形成してまんがなーあ 母親が家事をするそばで、子供が勉強してまんがなーあ 家族というのが、まとまりがあった時代ですがな~あ。 八百屋では小僧が、「哀愁列車」の歌を口ずさむし、風呂に入りながら、三平は「哀愁の街に霧が降る」をうたってまんがなーあ。 そして、この映画に使われる曲は、♪雨降れば雨に泣き・・君忘れじのブルースでんがな~あ。 三平は社交ダンスを習う、そして妻とこの歌を口ずさみながら踊るんでんがなーあ、何ともハイカラな感じがしますがな~あ。 そして、ラストシーン、両親はダンスパーティに、家で子供達は留守番だが、子供2人がこの歌で踊ってるシーンは、実にほのぼのとしたものを感じたがな~あ 監督は鈴木英夫で、実に見事な演出でんがな~あ。最近、評価が見直されてる監督とかな~あ。 望月優子のイメージにぐっと耐える亭主が佐野周二では、ちょいとミスマッチな気がしたがな~あ。 やはり、笠智衆なら、びったりあいますがなーあ 八百屋の娘で出演の団令子がモダンガール的でいいですがなーあ。 いろいろと、当時の風俗が眺められて、楽しかったでんがな~あ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/06/08 06:58:44 PM
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