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変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

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2012/06/01
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カテゴリ:キネマ
 中村武志の「サラリーマン・目白三平」のシリーズは5本作られたな~あ。、最初の2本は東映で、そして3本は東宝でんがな~あ。
主人公目白三平は笠智衆、妻が望月優子ですがな~あ。
だが、3本目のこの映画だけは三平が佐野周二でんがな~あ。

主人公は国鉄のサラリーマンですがな~あ。まーあ、恵まれた部類の庶民の生活を描いたものでんがな~あ。
ちょっとした波風を立てまして、それが治まって、平和な生活が続くというパターンでんがな~あ。

年に一度、三平は一人で箱根に一泊旅行する、これが亭主の年に一度の休暇といいてるがなーあ。
これが取れるだけ、当時では恵まれてたんじゃないかな~あ。

昭和30年代初期の風物詩が見られるのが楽しくて、ストーリーより風俗の方が面白いがな~あ
豆腐屋さんが通り、街では大工がかんなを削っているシーン、それにちんどん屋な~あ。

三平一家は子供は2人で、中1と小学生の男の子2人でんがな~あ。
まあ、TVがない時代でんがな~あ。子供達が外で遊んでいて、子供の世界を形成してまんがなーあ
母親が家事をするそばで、子供が勉強してまんがなーあ
家族というのが、まとまりがあった時代ですがな~あ。

八百屋では小僧が、「哀愁列車」の歌を口ずさむし、風呂に入りながら、三平は「哀愁の街に霧が降る」をうたってまんがなーあ。
そして、この映画に使われる曲は、♪雨降れば雨に泣き・・君忘れじのブルースでんがな~あ。
三平は社交ダンスを習う、そして妻とこの歌を口ずさみながら踊るんでんがなーあ、何ともハイカラな感じがしますがな~あ。
そして、ラストシーン、両親はダンスパーティに、家で子供達は留守番だが、子供2人がこの歌で踊ってるシーンは、実にほのぼのとしたものを感じたがな~あ

監督は鈴木英夫で、実に見事な演出でんがな~あ。最近、評価が見直されてる監督とかな~あ。

望月優子のイメージにぐっと耐える亭主が佐野周二では、ちょいとミスマッチな気がしたがな~あ。
やはり、笠智衆なら、びったりあいますがなーあ

八百屋の娘で出演の団令子がモダンガール的でいいですがなーあ。

いろいろと、当時の風俗が眺められて、楽しかったでんがな~あ。





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最終更新日  2012/06/08 06:58:44 PM
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