テーマ:かつてのB級邦画(505)
カテゴリ:キネマ
中平康のデビュー作でんがな~あ。ミステリーでんがなーあ
銀座で美容院のマダムが殺されたがな~あ。その容疑者として、前科者の男が疑われたがな~あ。 その男が、自分に向けられた疑いを晴らすために、犯人を捜していくというお話ですがな~あ。 そのサスペンスタッチが見事でんがなーあ 先ずは、目がアップで映されて、タイトルが入る、銀座の時計台が移されて、そこから、ある路地にアップでカメラが入っていく、女が美容院に上がる、悲鳴が上がる、マダムが殺されていたというわけだ。 そして、びよういんのくるくる回るらせん型の呼び込みの広告のパネル、小道具も見事でんがな~あ。 役者さんもほとんど知らないですなーあ、容疑者の前科者の主役は牧真介というんですがなーあ。 知ってる役者は、貿易商の市村俊幸と、捜査を担当する刑事の内藤武敏くらいなものですがな~あ。 そいて、片眼のないいた男の死体が上がり、この男が義眼していたのが目撃されて、マダムの殺人事件と何か関係がと糸がたぐられてきますがな~あ。 まさに、目がテーマのように絡んでくるんでんがな~あ。 そして、この路地で商売を営む人々の生態がにじみ出ていてて、面白いでんがなーあ。 宗教新聞発行をして、浜村純とか、バーのマダムのパトロンの殿山泰司とか、周辺の人物になかなか味を持たせていますがな~あ。 何か、決め手に欠けるものの、どことなく、ペーソスの漂う作品だったな~あ。 シナリオがちょいと気に入らない部分があったがな~あ。そら、社会派の新藤兼人が書いているんですからなーあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/29 06:04:53 PM
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