テーマ:鬼平犯科帳を読む(128)
カテゴリ:本
文春文庫「鬼平犯科帳(一)」に収録されてまんがなーあ。
平蔵が若い頃夢中になった商売女のおろくが主人公なんですがな~あ。 平蔵が20年ぶりにおろくに声をかけられて財布を与えて、いつでも役宅に訪ねてこいといったシーンだけが、おろくとの関わりでんがな~あ。 かつては、おろくのところに入り浸りで、女盛りのおろくに溺れた平蔵、おろくがなくては夜も日も暮らせぬとばかりな~あ、おろくの胸のところの傷は平蔵がつけたものだ。 だが、今ののおろくは張り売りをして細々と生計を立てていたが、むかしの男に声をかけると、男は関わりを恐れて、金を与えるのだ。それで、鬼平からでも取ってみせると、仲間の婆さんに見栄を張って、平蔵に声をかけたのだ。 それから、仲間の婆さんと2人は仕事をしなくなり、たかりを始めたのだ。 そして、今は大店の亭主に養子となって治まってる男に目をつけた。 そのことが、仲間の婆さんが娘に話し、娘の亭主が仲間仲間に話し、食い詰め浪人の悪の集団雷神党が、これをネタに、大店を揺すり始めたのだ。おろくと婆さんは殺されてしまう。 500両も要求された、大店の主人が目明かしに相談、平蔵のところに持ち込まれる。そして、平蔵は雷神党の本拠に乗り込んで、全員を斬り殺してしまうのだ。 蛇の平十郎の依頼で三本松の平十が雷神党に平蔵殺しを200両で依頼していたので、平蔵の力に肝を潰してしまうのだ。 吉右衛門のTVシリーズでは、おろくを山田五十鈴が演じたので、平蔵の助けをして、大活躍というようになってまんがなーあ。これは、山田五十鈴という大女優の熱演が素晴らしい作品でんがな~あ。原作とは別もんでんがな~あ。 でも、原作の方が含みが味があって、いいですなーあ・・・・・ 哀れな、商売女の末裔といったものを感じさしてくれまんがなーあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/12/11 05:29:23 PM
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