テーマ:赤かぶ検事を読む(87)
カテゴリ:本
赤かぶ検事シリーズの「疑わしきは罰せよ」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和50年12月号に掲載。
乗鞍への入り口の平湯峠の近くの山間の80個ほどの集落の村で、起こった事件だ。墓に赤いペンキでxの印が描かれていたのだ、嫌がらせか、たたりか? そして、その墓の家が、放火されて、老人が焼死したのだ。 孫娘をかわいがっていた、その孫娘は最近離婚したばかりだ、死んだ老人が強引に連れ戻したのだという。 夫は役場に勤める男だが、性的不能であったのだ、それで、男が疑われたが、放火事件の時にはアリバイがあった。 今度は、平湯に飛び火して、最初の放火の家と親戚の家がやられたのだ、旅館を経営していて全焼したのだ。 孫娘は再婚した、今度は再婚先の家が放火にあった、明らかに元夫が狙っていたのだ。 アリバイ崩しなのだ、1時間後に発火するようにするにはと言うところが焦点だが、あまりこのアリバイ崩しは面白くなかったがな~あ。 閉鎖的な村の体質とか、息子の性生活を盗み見する母とか、その辺りの人間描写がとても、興味深かったな~あ。 まーあ、これが、赤かぶ検事シリーズの3作目で、扱うテーマがな~あ、ちょいと猟奇的でしたがな~あ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/12/31 08:20:54 PM
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