テーマ:鬼平犯科帳を読む(128)
カテゴリ:本
文春文庫「鬼平犯科帳(十九)」に収録されてまんがなーあ。
馬蕗の利平次は、妙義の團右衛門に声をかけられて、盗みを手伝えと言われる。図面を売ったこともある相手で、病気の時は見舞いももらったことがある。4年前に売った図面の店を、押し込むと江戸に出てきたのだ。 團右衛門は配下の鳥居松の伝吉に念のために利平次の後をつけさせて、密偵であることがばれてしまった。 團右衛門はいざというときの備えに、盗賊の改めの屋敷に料理人を送り込んでいた。その女房は、押し込み先の引き込みとして、潜り込ませていたのだ。 だが、利平次神ってなので、このお盗めは中止となった、だが、利平次を殺して、鬼平に一泡吹かしてやろうと、お盗めがあるようにを装って、寸前に逃亡してしまうのだ。 鬼平たちが盗人宿に踏み込んだとき、利平次の死体があって、完全に鬼平の敗北となったがな~あ。 鬼平が失敗するという珍しいケースでんがな~あ。 だが、最後にとってつけたような結末があるのには、興ざめさせられたがなーあ 團右衛門は色にめがなくて、なじみの女を抱きに江戸に戻ったところを、鬼平が張り込んでいて、捕らえるとな~あ。このラストがわてには、引っかかったな~あ、ない方がええがな~あ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/06/05 04:29:39 PM
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