テーマ:鬼平犯科帳を読む(128)
カテゴリ:本
![]() 高萩の捨五郎が相模の彦十がお熊の店にいたときに、石川五兵衛が店の前を通った、捨五郎に盗賊だと教えられて、彦十が後をつけて鬼平に報告した。そして、五兵衛が捕らえられたが、何も白状しないのだ。 与力の小林金弥が責め付けるも、効果無くお手上げの状態なのだ。 ところが、鬼平はどこかで、五兵衛を見たことがあるのだ、そして、下男が茶碗を落として割ったときに思い出したのだ。 20年前に甕を割った少年のことを、大人をやりこめた少年のことを・・・。瀬戸物屋をやりこめた少年、その義弟の浪人が怒って、少年を斬りにいったのだ。 そして、少年は襲われて、恐ろしくなった、そのとき鬼平が助けた、その後、鬼平は刀を抜いて斬った、少年は気を失った。そして、気がついたとき、着物も髪も見事に斬られていたのだった。 少年は母が男と一緒になったが、義父にいじめ抜かれた、それで、大きくなると義父を殺して逃げたのだ。 鬼平はその時のことを、五兵衛に思い出させたのだ、それで、五兵衛は自白に及んだのだ。鬼平は小林に、誰にも弱みがその弱みを突けば・・・というのだったが まーあ、自白させるテクニックというところでしょうかな~あ。しかし、20年前のことを覚えているものでしょうかな~あ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/07/16 12:58:12 PM
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