テーマ:時代小説を読む(273)
カテゴリ:本
嶋中文庫の銭形平次捕物控(5) 金の鯉」に収録されてまんがなーあ。
大豪商の伊勢屋新六が本所の堅川の置材木の上から、百両もするたなご竿を垂れていて、河童に引き込まれて死んだと大騒ぎだという。 当時の釣りは豪華のものだったようで、幇間や芸者を連れての遊びのようでんがなーあ。 河童とおぼしきのものに、引き込まれて、方々を刺されて、迎えに来た分Rに引き上げられたときは虫の息だったという。 死んだ伊勢屋はすこぶる評判が悪く、女癖が特にひどく、恨んでいるものは大勢いるというのだ。八五郎は関係者を、近くの庵寺に集めに置いたのだ、伴のものは番頭の平七、漁師の伊太郎、芸者は年の順におさの、お国、お舟の3人、幇間の理八で、これらは庵寺に集められて、八五郎や利助の仔分が見張っているのだ。平次が来ると、6人を尋問するのだ、 お国とお舟に伊勢屋を突き落としと追求すると認めた、でも伊勢屋は泳が達者だから、金色に光るものがあると言って、取りに沈んでうかび上がって来たときはすごい形相だったという。 庵主は30くらいの尼さんなのだ、ここに住み着いて、まだ1年ほどというのだ。 番頭は主人をついたのは鑿ではと言うのだ、道具置き場が釣り場と庵寺の間にあるという。 そして、金の鯉が上がったのだ、平次が金色に光るものを引き上げさせたのだ。鋳物の金の鯉なのだーあ。 平次は尼に金の鯉をどうして沈めたかと聞くと、この鯉で、1匹の鯉が殺生が免れるというのだ。 海女は鮑を捕るときに、実に旨く鑿をつかという、そして、庵主の墨染めの着物が濡れていたとのを見つけたとも言い、庵主にに迫るのだ、 実は過去に一家があの金の鯉に騙されて、ひどい目に遭い、妹と父は恨んで死んだという。そしてお国とお舟が突き落とすのを見て、あの男を生かしておけば、泣きを見る女が絶えないと犯行に及んだという。 だが、平次は、またまた見逃して、河童の仕業かと迷宮入りにしてしまうのだーあ。 まーあ、映像的ですねぇ、金の鯉に、お大尽遊びの釣りとなーあ。だはははーあ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/06/20 05:34:55 PM
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