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楽しみにしていたイベントまで相次いで中止になり、とても残念な由紀緒です。
最近は地震の影響で、みんな予定していたイベントが中止になっている。 被災地の方の状況を考えて『楽しんでいる』場合ではない、と。 しかし、ちょっと考えてほしい。 みんなが色んなことを自粛して、お金を使わない結果、経済が下向きになるってことを。 非被災地も日常を送ってはダメなのか。 はたして楽しむことは『不謹慎』なのだろうか。 私はイベントや展示会の企画、施工する会社で働いている。 お客さんを楽しませてお金をいただくと言っても過言ではない。 例えば食品、工業製品など『生きるための活動』を支える業種と遊園地やパチンコ、映画などの娯楽を提供する業種では、かなりの格差がある。 後者はみんなが楽しんでくれることで成り立つ会社ばかり。 どちらかといえば、私の会社は後者に近い。 楽しむことが不謹慎と言うなら、私たちがやる仕事は不謹慎ということになる。我々は『浮かれている』わけではない。 真剣に働いているのだ!! そこを分かってほしい。 こんな時にアミューズメント施設がやっているって批判する人がいる。 言いすぎかもしれないけど、そこで働く人に野垂れ死にしろと言っているのと同じではないかと思う。 ディズニーランドで働くキャストの人は、いつ再開するか目処が立たず、ニート状態の方もいるそうです。 そんな人たちを前に、同じこといえますか? その人たちの生活も支えてくれるんですか? と問いたい。 イベントの中止が相次ぎ、仕事が減った。というか、受注したのに、原価かかってからの失注。キャンセル。 原価だってどの程度回収できるのかわからない。 被災地を支援したくても、それだけの経済力がなくなる。 ある意味、二次被害である。 イベントをやるからには、主催者だけでなく、実際に施工や運営をする裏方が存在する。 そこで働く人々がいるわけです。 その人たちにも生活があり、このままでは『働く』ということさえ難しくなってくる。 みんなが楽しんでくれないと、困ってしまう。 感情的にとてもわかる。 被災地の方を思えばって。 でも、そんなに取り止める必要はあるの? 楽しんだ分、被災地に還元するってことはできないの?(ライブハウスでは結構募金活動やっているみたいです) 被災地の復興にはかなりのお金がかかる。 日本はもともと不景気なのに、非被災地の企業もそれぞれ打撃を受けた。 だからこれ以上、経済を下向きにしない、日本全体が落ち込まないようにすることも、とても重要なことだと思います。 電力や交通の問題、お客さんの安全性… すごくよく分かります。 だけど、それをあえてやる!っていう勇気も必要。 楽しみにしている人だっているはず。 『楽しんだ分、また頑張ろう』って思ってくれれば、いいんじゃないのかな? それが被災地への支援に繋がっていけばいいと思う。 日本全体で暗い顔をしているのではなく、笑顔、安心を広げていかなくてはならない。 それって不謹慎ですか? だからって今すぐやらなくたって、って挙げ足をとる人いるんだよね。 そういう話じゃないんだよ、と言いたい。 今こそ、必要な不謹慎を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月26日 23時38分04秒
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