パク・スンシン VS コ・スンソク。
ハマリ役って難しいなと思った由紀緒です。みなさん、いかがお過ごしですか?今日、Pーコに「フライ・ダディ・フライ」のDVDを借りたので、韓国版「フライ・ダディ」との比較をやっちゃおうかな、という突発的企画。前にジュンギのファンの方のブログで同じようなことやってたのを見たことがあって、面白かったので、私もやってみたい!(笑)金城一紀氏の同名小説が原作になっています。あらすじはコチラ↓↓ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4,%E3%83%80%E3%83%87%E3%82%A3,%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4ちなみに私は韓国版映画、原作小説、日本版映画の順で見たので、違う順番で観ると見方が変わるかもしれません。この順番の人って少ないんじゃないかしら(笑)これはあくまでも私の主観でございますので、苦情は受け付けません(爆)ネタバレになっておりますので、ご注意を。 *設定*日本版: 原作とほとんど変わらず韓国版: 大筋は変わらないけど、原作とほとんど違う。舞台は韓国になり、役名も全く違う。*キャスト*日本版: ・鈴木さん・・・堤真一。情けない親父の役にしてはカッコよすぎる。 ・スンシン・・・岡田准一。スンシンにしては弱そう。 ・ゾンビーズの面々・・・微妙。特に南方がイメージと違った。 ・遥・・・正直、「スカウトされるくらいの美少女」ではないと思う。 ・石原・・・何故、あんなに馬鹿っぽくしてしまったのか謎。韓国版: ・ガピル(鈴木さんの役)・・・イ・ムンシク。堤真一よりもハマリ役。 ・スンソク(スンシンの役)・・・イ・ジュンギ。合ってるのか合ってないのか・・・。 ・ゾンビーズの面々・・・微妙。誰が、どの役に当てはまるのかわかんない・・・。 ・遥・・・日本版然り。 ・テウク(石原)・・・あれはあれでアリだと思う。*鈴木さんの変化*日本版: 体の変化が全然分からない。一応、体重・体脂肪を量るシーンと表があるけど、いまいちインパクトに欠ける。韓国版:15キロの増減でかなりのインパクト。ポッコリお腹が最後には腹筋割れてた(笑)*トレーニングメニュー*日本版: 原作通り。エピソードは微妙に違うけど、ほぼ忠実。ただ、トレーニングシーンは意外に少ない。韓国版: ロープ登りがロッククライミングになる等、微妙に違う。基本的にトレーニングシーンが多い。*ゾンビーズの活躍*日本版、韓国版ともに、映画だけ観たら「ゾンビーズ」自体、どういう存在かわからない。日本版: 決闘のシーンで人数が増えるが、知らない人にはどうしてあんなに集まったのかわからないはず・・・。韓国版: 3人しか出てこない。「ゾンビーズ」でない可能性すらある(笑)*スンシン(スンソク)が抱える闇*もともと、スンシンは在日朝鮮人という設定。韓国版は韓国人になっているので、心に抱える闇の内容はまったく異なる。*スンシン(スンソク)のカッコよさ*日本版(岡田准一)< 韓国版(イ・ジュンギ)アクションシーンはやっぱりジュンギの方が無駄な動きがなくてカッコイイ。スンシン(岡田准一)のセリフが突き放すというより、突っかかりすぎ(喧嘩ごし)だと思う。*笑いの要素*日本版 < 韓国版イ・ムンシクが面白すぎる・・・。ブルース・リーの衣装とかあの笑顔とか、画面に出てくると笑える(爆)*バスとの競争*日韓同様。日本版の方が、乗客の会話が多い。*決闘シーン*日本版: 原作同様、始業式のグラウンド。意外とあっさり決着が着く。韓国版: 体育館のリング。かなりしつこく流血。迫力は日本版に勝る。賛否両論あるのですが、私はやっぱり韓国版の方が面白かったかな~と思います。ただ、原作と設定が全然違うので、純粋に原作が好きな人にはオススメできません。原作ではソンビーズの位置付けって結構重要だと思うのですが、どちらとも鈴木さんとスンシンに重点を置いているので、イマイチ。韓国版にいたっては、南方の役の人がブレイクダンサーというなんとも意味不明な感じになってます。韓国版は設定にやや無理がありますね。原作を無理やり使っているので、致し方ないですが。スンソクが抱える闇は重要な要素なのに、説得力に欠けるというか、スンソクが強くなろうと思った理由としては薄いような気がします。ただ内容よりも、画面のインパクトは韓国版の方があると思います。日本版はゆったり~な感じがします。ちなみに、韓国版「フライ・ダディ」のDVDは10月3日発売。興味がある方は、日本版「フライ・ダディ・フライ」と合わせて観ると面白いんじゃないかとおもいます。韓国版 フライ・ダディ 公式HP(日本語)日本版 フライ・ダディ・フライ 公式HP