双子+１の子育て in NZ !

昨日の続き


大学のバス停でスーパーバイザーである先生と待ち合わせして、少し遅れて


やってきた先生はネットでチェックしていたように元気そうな美しい人でした。


先生は当初から日本語をメールに書いてきていたので、なんでかなーと思ったところ


PhDの時のルームメイトが日本人で、更に日本人会をやっていたので


14人ほどの日本人と仲良くしてたから上手になったんだそう。


その後九州のその人のお家へ一か月半ほど遊びに行ったり、


東京で就職活動もしたらしい！


どの程度日本語ができるのかなと思ったら、超上手でした。


私はチームリーダーとの話ですっかり落ち込んでたけど、


喋ってるうちにすっかり楽しくなってきて二人でカフェに到着。


まずはプロジェクトの内容を聞きました。


話を聞くうちに、、、もう私は大興奮。


たんぱく質と体の機能、の研究なんだけど、、、動物性と植物性で比べるらしい。


オーガニックとそうでないものの違いも見たい。


体の機能測定は凄く面白い測定法なのになんと非侵襲的！


うちのグループが今植物性たんぱく質に力を入れている、というだけではなくて


双子が食べられるものっていうのもものすごく魅力的だし、


私の修士のテーマはオーガニックとそうでない野菜の話だったんですよー！と


話したら、最高じゃないー！と超盛り上がり。


更に、どうも、食物性たんぱくの中でもこれはいまいちよくわからないのよねー


と先生が言ったことは実は私が新しいテーマとして虎視眈々と計画しているもので、、、


私のその話も全部したんですよね！


それは発酵に関係することなんだけど、、、そのテーマに先生大喜び。


それめちゃくちゃこれに関係するじゃない！と。


私もそう思う！発酵といえば私の最初の論文はキムチの論文でね！と


内容を話したら、それも最高！！！と。


凄く元気そうに見えたのに、大きな病気をしたんだそうで、（詳しくきいたけど）


多分それでだと思うけど人間に一番大事なのは食べ物だから、食べ物と


体の機能と大衆の健康のかかわりあいにものすごく興味があるんだって。


その方向性、やりたいこと、そして興味が、1から10まですべて一致したんです。


しかもそもそもアスリートの研究もしてるので（在籍している部門はスポーツなのです）、


りんごの話も興味深かったようで、話の途中でWelcome to my team!!!って言われました。


私もこの先生凄く頭がいいし、どんなに困難でもこの人と一緒にやってみたいって


強く思いました。


問題は仕事のこと。


先生が今回奨学金を出してくれる人に質問しておいてくれた答えは


なんと、学生が働きたい時間には制限はありません、先生次第ですと！


大学から出る奨学金は10時間まで、と決まっているので、お金がどこから


出るんだろうね？という話にもなりました。


大学じゃなくて、今回の5個の機関のジョイントプログラムのために政府の


ファンディングをとったのかもしれないねって。


先生としては、PhDは本当に大変だけど、私が出来ると思うのであれば


何時間働いてもらっても構わない。


どうしても毎日研究しないといけない時は年休を使う手もあるだろうし、と。


チームリーダーが50％なら考える、といってたから、、、50％で提案してみよう！と


いう話になりました。


一応バックアップとして奨学金を出してくれるところに、もしかして


パートタイムで勉強しても奨学金を続けられたりしないかも聞いてくれるとのこと。


万が一全部だめだった場合でも先生と一緒に研究したいので、別の内容で


することもできますか？と聞いたところ、出来るけど、、、何とかしてこれを


実現させよう！と力強くいってくれました。


何とかチームリーダーとサイエンスリーダーを説得しなくては。


話が盛り上がりすぎてあっという間に5時近くなり、美容院の予約があるとのことで（笑）


話を終わりにして職場に戻ったのでした。


興奮冷めやらぬ私は、夕食も手抜きでひき肉ステーキと豆サラダとあれこれにして


家に帰ってからもこの素晴らしい出会いを喋りまくりましたよ（笑）


そして興奮が冷めやらないので本を読んで就寝したのでした。


今日の本はこれ。


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東野圭吾で湯川さんという天才物理学者が出てくるシリーズがいつも面白い。


今回は湯川さんと物理の凄くできる少年とのお話。面白かった。





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