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テーマ:婚外恋愛の行方(349)
カテゴリ:けんちゃん
けんちゃんを抱きしめた日
お互いに、薬指に大切な指輪をはめながら 抱きしめあう。 彼は、真剣に私を抱いた。 私には、その真剣さが、けんちゃんの泣き声にちょっとだけ聞こえた。 胸が痛かった。 けんちゃんは、フリータイムの時間が終わるまで 何時間も私を求めた。 私は、できるだけ、けんちゃんに答えるように 必死にけんちゃんの肩に腕を回してきつく抱きしめた。 けんちゃんちの夫婦はうちと良く似てる。 セックスレス、奥さんと口をきかない、 彼はいつも自分の家でものすごく気を使うといって、 一人で、漫画喫茶にいく。 彼は寂しいんだと、私にはわかる。 私がそうだから。 家族としてのあり方を見失った同じ同士だと二人で笑った。 けんちゃんとは、これからも付き合って行くんだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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