逆風のむこうに
ずっと、波乗りに行っていなかった。忙しかったり、タイミングが合わなかったり、何よりずっと体調が思わしくなかった。いい波が来ているのに海に行けず、家でじっとしているのは、カッパの皿が干上がる感じがして、なんともつらいものだ。今日も右上腹部の鈍痛があり、寝ていようかと思ったけど、無理にでも海に行かないと、このまま駄目になりそうで、軽トラ飛ばして出かけてみた。秋晴れの海は さえわたる青がまぶしかった。波はそんなになかったけど、この季節の海はまだ暖かく、陽射しもぽかぽか。けれどパドリングすると、背中が痛くてうまく漕げず、おまけに今日は西風が強く、テイクオフしようとしてもオフショアの風に押し戻され、うまく乗れなかったり。海の上で、そんなこんなを何度か繰り返すうち、だんだん腹が立ってきて、思うようにならない自分の身体が悔しくなってきて大声でわめいてみた。(今日は近くにかみさんしかいなかったから・・・)わめくと、お腹も背中も余計痛くなり、すると余計に悔しくなって、もっと大声でジタバタしながらわめいてみた。訳もわからず涙がでた。痛くて悔しいのか思うようにならない自分の身体が悔しいのかはたまた、大声出しているから高ぶるのかもう訳がわかんなくなったけどそんなうちに、怒りと共に底知れぬパワーがフツフツと湧いてくるのを感じた。するとすごく強い風が吹いて波しぶきが顔にばちばちあたってその向こうに・・・虹が見えた。「これってこのまま痛みが消えるパターンかも」と期待したけど、そうでもなく背中は痛かった。でも、その後は不思議と身体が動きだし、1本いい波をメイクして ノーズにも乗れたり。明日から福岡へ。九州初めてのWSとアロマ環境協会さんのセミナーと、自らのルーツを探る旅でもある。● 公式HP Body curiosity● セラピスト向け解剖学セミナー/WS スケジュール● ヨガ向け解剖学セミナー/WS スケジュール● izuyoga クラス スケジュール● 無料メルマガ登録 のみ友通信● 著書 「感じてわかる!セラピストのための解剖生理」↓ 楽天ブックスリンクです