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カテゴリ:ちりめん細工
磐田市にある磐田グランドホテルで 雛のつるし飾りを展示してあると聞いたので 出かけてみました。 玄関をはいると すぐに たくさんのつるし飾りが目に入ります ぐるっと10人くらいの作品が展示されていて どれもこれも身長よりも大きな大作ばかり しかも ひとつひとつ丁寧に作られていて ため息交じりで眺めていました 娘の健やかや成長を願って飾るのがお雛様 でも お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで お雛様の代わりに せめて手作りで初節句を祝おうというのが 雛のつるし飾りの始まり 吊るし飾りには 1つ1つの いろいろな願いが込められています 「海老」 腰が曲がるまで元気でいられるように 「鳩」 神の使い。 ハトはむせないと言われ、授乳の赤ちゃんも むせずに乳がのめるように 「亀」 長寿の象徴。 「鯛」 縁起物。赤い色は魔よけの色 「おかめ(お多福)」 福を招く 「七宝まり」 七宝の形を表す縁起物。 「うさぎ」 赤い目のうさぎは呪力があるといわれ 神様のお遣いともいわれています。 他にも 巾着や柿・桃・とうがらし・猿・鶴・ふくろうなど 可愛いてまりの吊るしもありました おまけの写真 磐田のイメージキャラクターの「しっぺい」 磐田に伝わる霊犬伝説「悉平太郎(しっぺいたろう)」を モチーフにしたキャラクター いろいろなグッズが揃っていて 可愛かったので思わずパチリ 駒ヶ根の光前寺では「しっぺい太郎」ではなくて 「早太郎」伝説として残っているとか 遠江の見附村(磐田市)では毎年田畑が荒らされ、その被害に困った村人は 矢奈比売神社の祭りの夜に村の娘を人身御供として神様に 差出し、これを鎮めていた。 延慶元年(1308年)8月、 この地を旅の僧侶が通りかかり 神様がそんな悪いことをするはずがないと 祭りの夜にその正体を確かめると 現れた怪物が「信州の早太郎おるまいな、早太郎には知られるな」 と言いながら娘をさらっていった。 僧侶は、早速信濃へ行き 光前寺で早太郎を探し出し和尚から借受けた。 そして次の祭りの日 早太郎は娘の身代わりとなって怪物(老ヒヒ)と戦い、見事退治した。 戦いで深い傷を負った早太郎は 光前寺までたどり着くと和尚にひと吠えして息をひきとったと言われている。 早太郎を借り受けた僧侶は 早太郎の供養のために大般若経を光前寺に奉納した。 これは寺宝として経蔵に保管されている。 また、本堂の横に早太郎の墓がまつられている 矢奈比賣神社(やなひめじんじゃ)通称「見付のお天神様」にも しっぺい太郎の像があります 昭和九年に現在の矢奈比売神社社殿が改築された時 霊犬悉平太郎像の碑文に、この物語が刻んであります。 また 市営つつじ公園の中には、霊犬悉平太郎を祀る霊犬神社があり 今でもその物語を伝えています。 コンパクトで可愛いお雛様見つけました^^
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