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2005.05.05
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カテゴリ:出産・子育て
自転車の練習(後編)

自転車の準備ができました。

自転車遊びをしましょう。



最初は、三輪車と同じ遊びをします、自転車に跨いで、サドルに座らないで、立ったままで歩きます。クランクははずしてあるので足が引っかかることはありません。公園などでは、線を引いといて、電車ごっこをしてもいいでしょう。「ダダ~ン・ダダ~ン」と一本の線の「線路」の上を自転車がゆっくりゆっくりと「歩いて」いきます。自転車が倒れそうになったらうしろでそっと支えてあげます(ゆっくりと動く自転車ですからお母さんも楽に支えられます)。だんだんと、手放しの時間を長くするようにしていきます。

お子さんが自転車に乗るときや降りるときは、もちろんおかあさんが手伝ってあげます。痛い思いをさせないことがこの練習のコツかもしれません。

このような遊びの時間が、長ければ長いほど、あとになって自転車の本格的な練習がスムーズにいくのです。



次は、ハンドルさばきです。ハンドルをまっすぐにしていても、自転車は右や左に倒れようとします。そこで、「倒れそうになる方にハンドルを切ると少しは楽になるでしょう」と、教えます。最初は逆にハンドルを切ったりします。「こっちのときは、ハンドルはこっち」と丁寧に教えます。できたら、「そうそう、よくできました」とほめます。

そのうちに、自転車は倒れなくなるし、無理に力を入れなくてもハンドルのさばきができるようになります。



今度は、サドルをまっすぐにして、それに座ります。両足を爪先立ちにすればかろうじて自転車を倒さないで立っていられます。お母さんはサドルの後ろを持って、軽く押してあげます。お子さんの足はブラーンとして、いざとなれば倒れないように足をつけるようにします(これは恐怖心を軽くする効果があります)。これになれてきたら、足は自転車のフレームに乗せてみてもいいです。止まるときにはブレーキを使うことも教えます。

お母さんはときどき、ちょっとだけ手を離してみます。お子さんには内緒でです。これを度々やってみます。

ほんのちょっとの坂がある場所を探しておきます。その坂を下った先に平らなところが広がっているといいです。10メートルもあればいいです。車が通ったりしない安全な場所でなければなりません。

これだと、お母さんが押していた代わりに、お子さんが足を後ろにけることによって自転車を動かすことができます。ブレーキの使い方にも慣れてもらいます。

お子さんは、ほとんど自分で自転車に乗れていることを自覚します。楽しくてしょうがありません。

すると、安心して強く足でけることができるようになりますので、坂のない平らな場所でもこれができます。でも、ゆるゆるとしたスピ-ドですから安定した走りはできません。



そこで、はずしてしまってあったクランクを、自転車屋さんで取り付けてもらいます。

学校の校庭や誰もいないちょっと広い公園で、練習です。

お母さんはちょっとつらいですが、すこし早めに自転車を押して、お子さんには足でこいでもらいます。

これも、お母さんは自転車が倒れそうでないことがわかる筈です。

「止まるときはブレーキよ」十分に納得させてから、サッと手を離します。

「いいわよ。そのままそのまま。いま、一人で走っているのよ」

お子さんはびっくりしていながらも、一生懸命走り続けます。

「もう少し前を見て」

「ぶつかりそうになったら、早めにブレーキよ」

この練習がこれからも続きます。

「自動車や自転車の通る場所では練習をしないこと」

「人にぶつかりそうになるほどの近くにはいかないこと」

安全な自転車遊び。これが一番大事なことです。



なお、あおゆぅ117さんから、「本人のやる気がおきるまで、補助輪をつけたままで、じっと待っていました。練習を開始して2か月もたたないうちに乗れるようになりました」との、コメントをいただきました。お子さんが、楽しく自転車を乗り回すお兄ちゃんを見て「あのように乗りたい」と思ってもらえるような環境は大事だなあと思いました。ありがとうございました。

ーつづくー





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最終更新日  2022.11.27 11:09:06
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