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カテゴリ:名言集
宇宙の果ての、その向こうは一体どうなっているのか。
人間には説明、理解できない。 有限である生物としての人間には、無限なるものを認識し得る能力は備わっていない。 それでも欲の深い人間は、体験することもできない知覚することもできない宇宙そのものを、理解したいという願望を決して抑えきれない。 何としてでも納得したという気分になりたい。 解らないけれど、何事かを悟った安心感に腰を落ち着けたいと願う。 その執念が、架空の神話や宗教を観念の中に創りあげた。 それらはすべて根拠のない妄想であった。 そして人間は人工の虚構を信じて礼拝するのである。 人間は何でもよいから信じる対象を欲しいので、確かに信用できると自分を納得させる拠り所を探す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 25, 2006 10:48:42 AM
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