カテゴリ:読書
ノンフィクションです。
横山文野さん。 1970年生まれ、福岡出身。 東京大学大学院卒業後、2002年に跡見学園女子大学 マネジメント学部専任講師に就任。著書に「戦後日本の女性政策」 大学講師になって最初の健康診断で見つかった肺がんは転移のある 第4期だった・・・ 彼女と大学のサークル仲間だったご主人との闘病日記。 最初から最後まで泣きながら読みました。 彼女が亡くなった後のご主人の心境を読むときが一番泣けました。 彼は言う「悲しみを乗り越える」という表現は間違っている。 悲しみは乗り越えるものではなく、抱き続けるものだ。 という言葉にひどく共感を覚えた。 はたから見たらあっけらかんと明るく見えても 悲しみを抱き続けている人は驚くほど多い。 彼女のことを可哀そうなどと一言で言うのは失礼だ。 ただただ、残念でしょうがない。 この本に評価をつけるのも本当は忍びない。 ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月03日 21時44分47秒
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