カテゴリ:読書
師匠、ぴょん吉さんのブログで知った作家さん。
トンネルを抜けたら、ガードレールの切れ目をすぐ左折。雑草の生える荒地を進むと、小さな岬の先端に、ふいに喫茶店が現れる。そこには、とびきりおいしいコーヒーとお客さんの人生にそっと寄り添うような音楽を選曲してくれるおばあさんがいた。彼女は一人で喫茶店を切り盛りしながら、ときおり窓から海を眺め、何かを待ち続けていた。その喫茶店に引き寄せられるように集まる人々―妻をなくしたばかりの夫と幼い娘、卒業後の進路に悩む男子大学生、やむにやまれぬ事情で喫茶店へ盗みに入った泥棒など―心に傷を抱えた彼らの人生は、その喫茶店とおばあさんとの出逢いで、変化し始める。心がやわらかさを取り戻す、感涙の長編小説。 優しい、そして物悲しい・・・ 「誰かがたりない」に続いていい本を読んだなぁ~。 としみじみ思いました。 珈琲飲みたい。悦子さんの入れた! この作家さんの本、他のも読まなくちゃ・・ ★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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