はまゆうダイアリー

水谷龍二脚本の舞台を、ヒロイン役にのんを迎えて映画化したコメディ。崖っぷちのムード歌謡コーラスグループの前にメンバー入り志願の娘が現われて珍騒動が起こる。

劇作家・演出家の水谷とラサール石井、小宮孝泰によるユニット“星屑の会”が1994年の第1作上演以来、25年間で全7作を上演した舞台シリーズを杉山泰一監督が映画化。石井、小宮らの俳優陣が舞台版と同じ役を演じ、ベテランらしい間合いの芝居で、売れないコーラスグループのメンバーが繰り広げる悲哀を浮かび上がらせる。そこに連続テレビ小説「あまちゃん」で人気女優となったのんが加わり、真っすぐな演技でベテラン陣を食う快演を見せた。さらには昭和歌謡を披露するなど、歌手としても魅力を発揮する。

大手レコード会社の社員だった山田を中心に、歌好きの飲み仲間たちはムード歌謡コーラスグループ“山田修とハローナイツ”を結成。だが、ヒット曲に恵まれず、ベテランの女性歌手、キティ岩城と地方を回りながら細々と活動を続けていた。ある日、山田の故郷で歌謡ショーを開催した彼らは、東京から出戻り、再び歌手になる夢を抱く地元の娘、愛と出会う。やがてグループから天野が抜けたことで代わりに愛がメンバーになるが……。 


２０２０年公開の日本映画。
お話しはたいしたことはない。とにかく大平サブローさんの
歌声にうっとり。それがなければ、途中でやめてたかな。

　　　★★