天北原野(上) 三浦綾子著
運命や自然に翻弄される人間の愛とエゴイズムを描く長編小説。貴乃と孝介は結婚を誓い合った仲だったが、貴乃に恋慕する完治の策略によって、孝介一家は村から追いやられ、貴乃は強引に完治の妻にさせられてしまう。それから10年。樺太に渡り、金持ちになった孝介が貴乃と完治の前に現れ、完治の妹のあき子を嫁にほしいと告げる……。運命や自然に翻弄される純愛を通し、十字架を背負った人間たちのドラマを描く長編小説昔読んだこの小説。また読みたくて探しても売ってないし図書館にもないからネットで探して読んでいます。やっと上を読み終えました。やはりすごい作品。樺太のそのころのこともよくわかります。下が楽しみ。なかなか読み進めないけれど。 ★★★★★