自動洗浄は、止めました。
先日工事してもらって新しくなった二階のトイレですが、今までになかった機能がいっぱい。節水型で、汚れにくい、というのが一番かも。でもね、ちょっと考えてしまいました。確かに節水型なんだけど、自動で水が流れてしまうのには、なんか違和感。これまでは、用を足したあと、流す前に必ずどこか掃除していました。便座とか、足元とか、便座の裏側とかを、入るたびに、ベンザルコニウム塩化物の水溶液をペーパーにシュッとして、ちょこっと拭いて、便器の中に放り込み、一緒に流していたんです。それが、自動で流れると、掃除するタイミングを逃してしまう。ちょっとのペーパーのために、もう一度流すのは、もったいない。だからといって、拭いたあとのペーパーを持って出るのは、抵抗がある。それにね、便器の中に何か落としてしまったときが、間に合わない。2022年の12月に、尿管結石で手術する予定だったのが、薬が効いて、なんと自力で排泄できてしまった。その時、便器の中に落ちている結石を拾って、洗って確認して、手術する予定だった病院にもっていって検査してもらったの。そしたら、確かに、レントゲンに写っていた結石に間違いない、とのことで、手術が中止になったのでした。これ、その時の私の結石の写真です。(きれいに洗ったあとです)普通、こんな大きさのは、自力では出ないそうです。だけど、ウロカルンというお薬がよく効いて、本当にピュンと出た。これから先、またそういうこともありますよね。もし自動で流れるのだったら、確信を持てないまま、流れてしまって、「証拠の品」を医師に見せることもできなかったでしょう。また、私は持ち歩かないけれど、娘はスマホをトイレに落としたことがある。流れていくだけ、排水口が大きいのかどうかわからないけれど、これから先、どんどん私も不器用になっていくかもしれないから、自動で流れるのは、危険だろう、と判断しました。で、説明書をよく読んで、リモコンの「流す」ボタンを使うことにしましたよ。これで安心です。夕方、旦那が帰ってきたので、その話をしたら「僕も勝手に水が流れるのは好かん。検便もできんし。」と言っていました。というわけで、我が家のトイレは、自動では流れないトイレになりましたよ。では、今日は、二階に飾っているジグソーパズルのひとつを紹介します。お茶を淹れるたびに、見上げていますよ。パズルの題は「観音曼荼羅」なので、真ん中は観音さまかも。そして、右下に、青いからだの不動明王みたいな絵が。額に三個目の目がありますね。私、奈良の金峯山寺の蔵王権現が大好きなんですが、蔵王権現様に、目が三個あったっけ。パンフレットの写真を貼りますね。ポーズは、似ているけどね。高くあげた右手には、三鈷杵をもっていらっしゃいます。魔を打ち砕く力を秘め、困難や煩悩を振り払う法具ですね。何年か前に、金峯山寺にお参りしたときは、この蔵王権現の前に、一人だけ座って、自由にお話をしてよい、という時間があり、座って見上げていたら、なんかほろほろと涙が出て、びっくりしました。一度出て、周りを散策したあとに、また入れていただいてお参りさせていただいたのを思い出しました。 お 訪れた み 御仏の下 な 涙ぐみ え 縁(えにし)つないだ し 修験の本尊では、庭の様子も少しだけ。今日戻ってきた旦那によると、娘と一緒に、奈良の春日大社と、福井の永平寺、恐竜博物館に行ってきたそうですよ。充実した娘宅訪問になったようです。