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カテゴリ:アレキサンダー大学校
東北及び関東の一部地域のご被災者にお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。
自分も幸い甚大な被害はありませんでしたが、秋田の生まれなので、東北人として近くボランティアに行ってきます。ささやかながら東京都下にいて現時点で自分でやれる節電や募金はしていますが、総論節電、各論なしのような気がして、リチャードクーの良い円高、悪い円高にちなんで、良い節電、悪い節電について書こうと思います。 蓮ホウ節電担当大臣とか石原都知事は節電を叫んで、プロ野球のナイター中止やコンビニの深夜営業自粛を唱えています。それはそれで心がけとしては立派なのですが、どちらも中止にしたからといって、夏の電力不足をそれでまかなえるとおもっているのは間違いです。 総論節電おおいにけっこう。しかし、最近の省エネ家電は、むしろ待機電力も少なく設計され、むしろ、いったんコンセントを抜いて入れなおして立ち上げる時の電力のほうが大きく消費するのだそうです。コンビニも夜間は深夜電力を使っており、むしろ、電気のピークとなるのは夏場は日差しが暑い午後2時から夕方にかけてです。 最近の街は暗いですか、今まで無駄に明るかっただけで、特に不便は感じません。 国民も一人ひとりが考えて節電はしているのです。ところが、闇雲に節電しろというのは 民主党や都知事選を控えた人気取りとしか思えません。 まず、メーカーから待機電力でコンセントを抜いたほうがよい機種とそうでない機種を細かく公表させること。 それと電気は貯められないのですから、夕方に活動が活発化しないようにヨーロッパのようなサマータイムを日本流にアレンジして導入すること。 都庁や民主党本部や霞ヶ関、大手企業はソーラーパネルを設置して、売電または自分で使う分はまかなうこと。 本当に周りを見渡しても国民一人ひとりは節電を心がけて徹底しています。しかし、節電しているはずなのに、実は逆効果になっている場合があるのです。 また、確かにナイターは自粛してもいいのかなと思いますが、やはり経済活動が萎縮すると結局、復興にも影響がでてきます。 なんか今の政府を見ていると、がっかりします。都知事も東京消防庁の件で明らかに政府の越権行為と脅しに対して、抗議したのでしょうけど、天罰発言の取り戻しとかんぐってしまう。 国が何をしてくれるかではなく、国のために何ができるかというのはケネディの言葉ですが、 今は 国も、そして国民も被災者や原発問題に対して何ができるのかに尽きます。 特に国はなにをいわれようともできることは全てやらなければならない。結果がでなかったら直ぐに方向修正してとにかく全てやってみる。 支援物資もそう。 米軍ヘリを借りて、必要物資を満載して、自宅避難の人にもわかるように、前日にビラを空から配り、何時にここに到着するから集合してもらうようにするとか、どうしてできないのか摩訶不思議。原発周辺だけならともかく、そうでないところにも支援物資が届かない現状について、こういう方式が法律上や何かの問題で実行不可能だとしたら、これはもう超法規的措置でやるくらいの 覚悟 をもった政治家が何故いないのか。 一般の市井の人で、トラック運転して支援物資を届ける人達が政治家をやったほうが、これからの日本のためにはよいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.01 11:28:50
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