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カテゴリ:アート!
カラヴァッジョという画家がいた。
1500年代終わりから1600年代初めのこと。 本名はミケランジェロ メリジというが、北イタリアの 現在ベルガモ近くになるカラヴァッジョ村出身であった ことからこう呼ばれている。 小さいときに両親を亡くし、最初はミラノの画家の工房で 弟子になっていた。この画家マエストロが実はテイツイアーノ のお弟子さんであったとも言われている。 その後、ローマに降りてきて、幸い彼をかわいがって くれる枢機卿に出合い、重要な絵を描くことになる。 当時アカデミックな絵とされるものは描かずに、民衆を 描きながら自分の信仰を表現しているのが、改革的。 喧嘩早い性格だったためにしょっちゅういざこざをおこし、 最後は人を殺して、ローマから逃亡ということになる。 彼の絵のデッサンというのが全く残っていないのも謎だし、 (確かヴェネツイア派は直接キャンバスに描いていった) 彼の絵が一体どの様に描かれたか*モデルを使ったのか、 鏡を使って自画像のように描いたのか、あるいはカメラ オスクラといわれる当時のフランドル派のように描いていった のか)も討論されるところ。 彼の作品が少ないので、展覧会はいつも多くの人を 集めることでも有名な画家である。 (また続きはブログで) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.27 23:11:58
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