|
カテゴリ:アート!
バロックというのはもともとポルトガル語の歪んだ真珠を現す言葉から 来ているそうだが、ローマの場合美術史的に言ってこのバロック時代が ひどく長い。 1580年ごろから1700年代の初めまでを言う。 1500年代半ばの反宗教改革の動きで、アートを使って信者たちを カトリックにもどそうとしたのがバロックになる。 ローマでは歴代の法王たちに可愛がられたベルニーニの残した足跡は 多く、ヴァチカンのサンピエトロ寺院から広場はもちろん、旧市街には 彼の噴水や教会、彼の彫刻など、数えきれないくらい。 一方、彼のライバルとして知られるボッロミーニは、 ベルニーニと一緒に仕事を最初はしながら性格的にうまが合わなかったらしい。 ただ、このボッロミーニの作品は当時にしてはとても変わっていて 同じバロックでもかなり違う。 特徴としてはベルニーニの華やかな色大理石ではなくて 地味な漆喰が使われていること、当時としては改革的は幾何学的建築がある。 そのために彼の建築は後世、現代建築に大きな影響を与えたと言われている。 (次回のブログに続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.19 19:56:47
コメント(0) | コメントを書く
[アート!] カテゴリの最新記事
|