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ゆりんいたりあ日記

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ゆりんいたりあ

ゆりんいたりあ

2020.04.22
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カテゴリ:アート!
今朝のローマ近郊は雨。
お天気が悪いと一段と機嫌も悪いが、お百姓さんたちは
この雨を待っていたかも知れないと気を取り直す。

さて、法王ユリウス2世の書斎兼図書館だった署名の間。
天井のお話を前回していたたと思う。
前回のブログから天井の画像を見ていただきたい。
読者の皆さんから見て、左下に描かれているのが、
天体の運動と呼ばれる絵。

プリモ モト*最初の動き*とも呼ばれるように、ここから
署名の間のフレスコ画をラッファエッロは描いていったのでは
ないかと言われている。

描かれる女性は芸術の女神のひとり、ウラニア。
天体や天文学をつかさどる女神が球に乗っている。
球に描かれるのは、天体で、お星さまが沢山散りばめられている。
はっきりとは見えないのだが、研究家に依れば、この天体が
示す日にちが、ちょうどユリウス2世が法王になった日を
表わすそうだ。
法王が天体、世界を動かすということだろうか。


天体の運動

ちょうど左右に描かれるメダルの中に描かれる二人
の女性は、左に詩学、右に哲学を象徴している。
下の壁には、詩学だからパルナッソス(アポロンと
学芸の女神たちが住んでいたと伝えられるギリシャ
中部の山)が、
哲学の女神の下にはアテネの学堂が描かれている。





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Last updated  2020.04.25 16:49:36
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