MRI撮ってきました
仕事を早引きさせてもらって病院へ。MRI撮ってきました。15年くらい前に一度受けたMRIは、出口の無いまん丸で狭いトンネルに入っていく感じで非常に圧迫感があった記憶がありますが、今日のMRIはちょっと違いました。ちゃんと出口があるし、トンネルの形状もまん丸じゃないし。撮影箇所が腰なので、額のあたりまではトンネルを突き抜けていて検査中の圧迫感はあまりありませんでした。とは言え、胸部や頭部を撮影するんだったら目の前数センチに壁が迫っているはずで閉所恐怖症の人には耐えられないかもしれません。最近はトンネル型ではなくてオープンなMRIもあるようですね。日立メディコのサイト。ここではMRIがどんな仕組みで体の中を映し出すのか、なんて話もあって勉強になります。こんな原理を医療に使おうなんて考えた人、エラいと思います。受付を済ませて待っていると程なくお呼びが。上半身はTシャツ1枚、下半身はパンツ1枚な状態で丈の短い浴衣のような検査着を来て検査台の上へ。台に付いてる固いプラスチック風なベルトで体を固定されます。その上からもう一本ベルトを巻かれて、いざトンネル内へ突入。トンネルは横長な円筒型で、上下方向は狭いですが横方向は割と広いので腕の動きは自由な感じ。しかも上に書いたように、検査台の動きが止まった時点では額まで逆の出口まで到達していました。ちょうど目線がトンネルの出口と並行になる感じ。筒の中と部屋の天井を両方見ることができるポジションでした。検査着で待っている間、ちょっと肌寒かったんですが、トンネル内に固定されてから腿から下に毛布らしきものを掛けてくれました。その暖かさに睡魔が顔を覗かせましたが、ガマンガマン。狭いトンネルに閉じこめられて不安になる人のため?それとも長時間じっとして居なきゃいけないから暇つぶしのため?ラジオがほどよい音量で聞こえてきます。「お、暇つぶしに良いな」と最初は思いましたが、これはイカンですよ・・・。リスナーからの投稿が読まれるんですが、笑ってしまいそうになるネタ続出(^_^;ちなみに、今日のテーマは「私のささやかな反抗」なお、この時の私は「できるだけ動かないようにしてくださいね」と釘を刺されているマグロです。笑いを咳でごまかすなんて技も、今は禁じ手。ひたすらに笑いをこらえるしかありません。でも・・・笑っちゃいけないと思うほどに笑いがこみ上げてくるのはなんでだろう(^_^;このままじゃマズい!ラジオから意識を遠ざけ、トンネルの中で聞こえる「コツコツ」とか「ガー」とかいう音に意識を集中する事にしました。でも、「コツコツコツ」「コツx3」「コツx6」というリズムを奏でるMRI君に対して『・・・三三七拍子じゃないんかいっ!』と心の中でツッコミを入れている自分がおかしくて吹き出しそうになったり。もう、こうなると何があっても笑いそうになります。自分の鼻息が不意に「ぴゅー」って鳴ってもそれだけでつうこんのいちげき(笑)そんなこんなで、なんとか頑張って笑いをこらえている中「はい、お疲れ様でした~」の声。ほっと胸をなで下ろします。無難にクラシックでも垂れ流しといてくれれば、こんなに苦労しなかったんだろうなぁ。トンネルに入っていたのは実質20分位だったかな?思っていたよりもあっさり終了しました。「今日は検査だけですので着替えてから会計の方に行ってください」と言うことで着替えをしたのですが、「体に磁力が残ってたりしないかなぁ」なんてビクビクしながら時計やら携帯やらを身につけました(^_^;今でも普通に稼働しているので、大丈夫だったみたいです。『奇跡!!磁石人間!!』にはならずに済みました。会計の結果、本日のお支払いは\5,650。3割負担でこれですから、保険が無ければ\19,000弱って所でしょうか。保険ってありがたいもんです。それでもちょっと痛い出費、ってのが本音ですがこれで自分の体の様子が分かるんであれば高くはありません。この撮影内容を元に、今週中に医師の診断を受けてきます。私の腰の写真写りや如何に!?って感じ。さ。ゲルマニウム風呂入って寝よう。