今日は貸していたまんがが帰ってきた。
河総益巳の「風の城砦(ガスパ)」もあったどれど
今日は川原泉・・・「かわ」つながり
今日は「笑う大天使(ミカエル)」を読んだ。
まんが文庫で全2巻。
お気に入りは番外編の「オペラ座の怪人」
学級委員の更科柚子さんと柚子さんが通う学校の理事長であり担任の
ロレンス先生、親友でオペラ歌手のラインハルト(通称おハルさん)とクマさん(ルドルフ)の物語。ロレンス先生の故郷であるイギリスを舞台に展開します。
この話、おハルさんの大事にしているクマさんは、おハルさんがクマさんをとてもとても大切に思っていたら動けるようになるのです。だからおハルさんはオペラ歌手として成功したのも「くまさんのおかげ」と思っているのに、そのクマさんは
「自分は何もしていない・・・無力で役立たずなんだ」と家出をしてしまい・・・でも、「クマさんがそこにいるからおハルさんはがんばってきたんだよ・・」という事をロレンス先生に言われこれからどんどん有名に・・・
と言うところでおハルさんは病気で亡くなってしまうのです。病気のおハルさんのためにクマのルドルフ君はなんと日本までやってくるのですが、
辿り着いてすぐにおハルさんが亡くなり、クマのルドルフ君は
元のぬいぐるみに戻ってしまいます。
その戻ってしまうさまはとても感動です。
この本を貸した友人は読んだ日早速「おハルさんの物語いいねー、感動した!」といっていました。
とても心があったかくなるおすすめの話です。
ちょうど、この話を読んでいたらイギリスに住む友人より
メールが来てそれもなんだかテレパシーのような気がして、ゆるりのところにもルドルフ君の思いが届いたのかな~なーんて思ってしまいました。