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カテゴリ:スロットカーレポート
マイクロスロットカーOwner'sのBasic setが手に入ったので、レポートします。初回限定でシルバーのZ33が付きます。つまり通常版だと2000GT1台しか付かない!コースセットでスロットカーが1台しか付かないなんて聞いたことありません。この設定は酷い。 スロットカーはこのコレクションケースに入っています。マイクロスロットカーOwner'sのページでは集めて飾る楽しみについて書いてありますが、おまけのZ33にはコレクションケースが付きません。ちょっとケチくさ過ぎやしませんか?こんなケース100均で売ってるケース入りミニカーのケースだけ程度じゃないですか。 上から、ボディ、シャーシ、シャーシをケースベースに固定する部品です。厄介なのは、まずボディだけをケースベースに固定されたままのシャーシから外さなければなりません。次にシャーシをシャーシをケースベースに固定している部品から外します。その後別々に外したボディとシャーシをまた結合するのです。ボディとシャーシを一度に一塊として外すことが出来ないのです。何時か壊してしまいそう。心配! シャーシの裏(接触面)はこんな感じです。 コースを組み立ててみました。これで約58cm×約41cmです。上に載せてあるのが1/32スロットカーとコースです。かなり小さいことが分かります。コース同士のつながりはクリック感があってしっかりした感じですが、電源供給の金属が2mmぐらい空きます。1/32スロットカーではあまり問題にならない空きですが、マイクロスロットカーのスケールでは空き過ぎです。S字部分などでは大変不安定な走りになります。これでは大雑把な運転しか出来ません。マイクロスロットカーOwner'sのページではオトナの遊びみたいに書いてありますが、品あるデリケートな運転には精度が全然足りません。1/32スロットカーコースの3倍以上の精度が必要なんじゃないかな。 電池BOXの裏側です。各レーンに単3電池3本を独立して使います。疑問なのはこの蓋!何でネジ留めなんですか?充電式ならともかく普通の電池にこれはないでしょう。設計者の良識を疑います。 オートモードってどんなのかと思ったら、トリガーをロックするだけのことでした。固定モードと表現するなら納得ですが、これは酷い。詐欺だ!何がオートなんですか? 2000GTとZ33の走りにあまりに差があったので、ボディとシャーシを入れ替えて試してみようと思ったのですが、全然大きさが違いました。1/87スケールに忠実なのだろうか?Z33の走りはこんなものかなというものでしたが、2000GTの走りはあまりにpoor!これは個体差?大き過ぎません? トミーテックのザ・カーコレクション Vol.6 デミオとの比較です。デミオのスケールは1/150です。デミオの出来の方が良いと感じました。定価は2台で504円、1台当たり252円です。2000GTの値段は分かりませんが1,000円ぐらいかな?動力を考慮しても2000GTは割高だと思いました。 走らせてみると、マイクロスロットカーOwner'sのページから感じられる、オトナの遊び、高級感みたいなものは全く感じられませんでした。この値段では出来ないと言うならば、もっと子供向けにするべきです。製品としての完成度が低いと感じました。これではQuattroX、PressHardのようにまた消滅しそうです。 1/32スロットカー未満のスケールでマイクロスロットカーOwner'sは、今は無きPressHardの約1/3の値段になりますが、良い物に出来るのなら同程度の価格になっても仕方なかったと思います。マイクロスロットカーOwner'sの走りはただのオモチャでした。タイヤが路面にくいついてコントロールしている感じが無い。1/32スロットカーの奥深さみたいなものが全くありませんでした。PressHardのスケールが許容できる走りの限界だったのかもしれません。がっかりです。残念です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月29日 23時49分17秒
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