近日募集予定♪ イケメン君です
仮名フータといいます。福島男児、生後半年位、去勢済み、ウィルス検査陰性。半長毛 とても美しい毛並みと色合いの美猫。頭は真っ黒 お顔から胸辺りまでは黒とブラウン そこから下半身、尾は黒とシルバー みごとなグラデーションに言葉もありません。残念なところは ちょっとビビり。ベルベッドのような頭をすりつけてゴロゴロ言いますから、唯一無二の猫&人にはなれるかと思います。さて、フータですが… この子を被災猫と言っていいものかどうか 難しいところなんですね。A:大きな意味でやはりこの子も十分被災猫と考える方もいればB:いや ちょっと違うんじゃないかなと線引きされる方もおられると思います。福島被災猫として憐みを乞うなんてつもりはないけれど、じゃあ 福島から来ましたと明記しなければ嘘をついている、福島の猫であることを隠ぺいしたと 言われることもある 世間さまなのです。(ちなみに この子は警戒区域や居住制限地域のような線量の高いところで生まれ育ったわけではありません。と書いても 福島中が高線量であると思っている方からすれば、意味の無いことですね。)福島から来た猫ということでは、立ち入りができない公共施設もあると知りました。つまり福島の猫とレッテルが貼られてしまうことでは、確かに被災猫と言えるのかもしれません。この場合は、自然災害や原発災害ではなくて意識の人災、差別というものになりますが。どちらの声に耳を傾けて 募集をすればいいのか、逆の考えの方からすると これって批判の対象になってしまうことすらあるんだなぁという実感する、ある出来事がありました。福島は震災後 いえ原発事故後 様々な不確かな伝聞で 個人レベルから 選挙時においてまでさまざまな風評被害を超えた誹謗中傷がありました。進行形のものもたくさんあります。伝聞の元を確かめることも無く、公開することも無く ある一部だけを独り歩きさせてそれをあたかも真実であるかのように、 いえ信じたふりだけかもしれないけれど、正義という名の感違いが多々ありました。そんなことが 福島の猫の保護活動の中にもあって・・・ 暗澹たる思いで1日をすごしました。いえ、それでもやっぱり癒してくれたのは猫で そのフータの話にもどりますがこの子の生い立ちの詳細を書こうとすれば ある方を傷つけたり、受け取り方次第では批判されたと取られてしまうかもしれない心配もあります。実は真実はシンプルなことなのですけれど。今の福島の被災動物の現状は給餌をして命をつなぐものあり 捕獲だけできるものあり 保護場所を提供して養育できるものあり搬送を手伝うものあり 支援の形づくりに努力するものあり 安住の地、家族を探してあげられるものあり 個人も団体も OOしかできない OOならできる いろんな組み合わせで やっと1匹1頭の命と生活が救われ守られたと言えるのだと思っています。その端っこで コツコツ・・・ それだけです。悪意と敵意に満ちた拡散を止めるすべはありません。本意、真意でなかったものがいつの間にか変質してしまっていることも目の当たりにしました。でも真実ではないそれに知らずに加担してしまう危うさに、もっと誰しも気がついて欲しいと願っています。真実ではなくて 「真相」が問題になってしまうことが残念でなりません。私も、真実って何? と常に立ち止まってみます。ぼやきでした。書きたかったことと フータに直接的な関係はありません。でも注意しないと 謂われなき中傷もあるのだと思い知った次第です。みっちゃん 絶賛家族募集中