カテゴリ:その他
先週出張で東京に行ってきましたが、青森と違ってかなり暑かったですね。かつての勤務先の事務所にも挨拶に行ってきたんですが、「夏ばて顔をしている」と言われてしまいました。(笑)
完全におのぼりさん状態で、目的地に向かうための駅の出口を間違えてしまったり、人の多さに目眩を感じたりと、完全な田舎者状態です。根が田舎者ですから、原点に回帰したということでしょうか。(笑) 東京時代の友人たちと食事などをして、色々と情報交換をしてきましたが、情報の質及び量において、大いに刺激を受けてきました。 われわれの業界も、会計・税務が共に複雑化してきていますし、両者の乖離も相当程度進んできており、専門家がその専門性を維持することが困難になりつつあると感じます。 東京地裁で民事調停委員を勤められている税理士の先生が最近は税理士に対する損害賠償請求訴訟も珍しくなくなったとおっしゃってましたが、今後もこの傾向が続くものと思われます。 税理士業務を行うことができる会計士の試験合格者の大幅増員も予定されていますし、そう考えるとこの業界はお先真っ暗ということになってしまいます。 でもやっぱり私の場合、この商売が好きなんですね。(笑) 東京の勤務時代、お客様に恵まれていたということもあるんでしょうし、青森で新たに関与させていただくことになったお客様にも恵まれているということなんでしょうね。 開業税理士にしろ、事務所職員にしろ、自分の専門性を活かしつつ、ある程度自己の裁量でお客様とお付き合いし、喜びを分かち合える仕事は余り無いように感じます。自己の利潤追求が厳しく求められることもある他の業種とは、少し趣を異にしているところが特徴的なのではないでしょうか。 さて、税理士試験も残すところあとわずかとなりました。私も最後の科目の受験から2年近く経ちますが、いまだにあの試験直前の緊張感と不安感は忘れられません。試験に合格したからといって、お客さんが門前市をなす、という状況になるわけではありませんが、自分の大きな自信とはなります。 受験生の皆さんのご健闘をお祈りします。ガンバレ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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