カテゴリ:その他
皆さんお久しぶりです。半月ぶりの日記更新となります。
「日記の更新もできないほどお客さんが増えたのか!」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、それは単なる杞憂です。(笑) 未だ事務所勤務時代の収入には(遠く?)及ばない状況ですが、仕事があって、それなりに忙しく動き回っていられるだけでも幸せなんじゃないか、と思っております。 私の事務所のお客様のうち半数くらいは、会社を辞めての新規開業組の方たちですが、実際に独立開業してからの実感と会社員時代に思い描いていた独立開業のイメージとのギャップに悩まれている方も少なからずおります。 上記のような悩みは、実際誰もが一度は通る道なんだと思います。 私だって開業1年目(平成17年3月末税理士開業登録ですから、実際は9ヶ月)の売上は僅か十数万円で、赤字額は100万円超でした。(笑) 私の場合は、実務経験も受験勉強も東京で行いましたから、青森での地縁はまったくあてに出来ない状況でした。開業1年目は青森という地域の市場環境分析に費やそうと考えておりましたから、関与先ゼロでも当たり前と言えば当たり前なんですが、それでもショックはショックでした。 東京の人材バンクに登録して勤務税理士として転職してみようかしらと考えてみたり、実際に東京のいくつかの税理士法人から勤務税理士のオファーを受けてちょっと悩んでみたりとか、試行錯誤は色々とありました。 でも、2年目は1年目よりも確実に良くなりましたし、3年目も2年目よりは確実に良くなりました。おかげ様で3年目の今年は黒字で決算を締められそうです。 新規開業者の場合は、私の場合も含めて、早急に結論(会社員時代と同程度以上の待遇)を求めがちですが、致命的なリスクを避けつつ(相応なリスクは負担しつつ)、周囲に認知されるように努力し、なだらかな収益(利益)の拡大を目指す、というのが独立開業により生計を立てられるようになった人の一般的な軌跡だと思います。 従って開業1年目の方にアドバイスできることは、「1年目は赤字で平均点」「1年間は無給で働く覚悟が必要」「一か八かで、事業存続に致命的なリスクを犯さない」「市場環境から学び日々改善に努めること」「愚痴を言える仲間を見つけること」などでしょうか。 あまりあてにならない経営コンサル(もどき)ですが、ご参考になれば幸いです。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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