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カテゴリ:子供
27日から一人で東京のいとこの家にお泊りしているユウ。
初日いきなり「ユウ、熱出たわ」と妹から電話。 まじでー!? しかも39度あるという。 ここ数年、そんな高熱出たことなんてないのに・・・ ユウだけ「残る~!」と言い出した時、妹の旦那さんが「保険証あれば置いてって」と言ってくれたけど持って来てなかったし、それにまさかこのタイミングで熱が出るとは・・・ああ、どうしよう・・・ 妹宅は引っ越し準備で忙しいはず。 ああ、どうしよう、申し訳ない、迷惑や・・・ キリキリと胸の奥が痛みつつ 「忙しい時に・・・ご、ごめんなぁ・・・」 と言うと、 「こっちは大丈夫やで。一応報告、と思って。そっちに帰ってても、おねえ仕事休めへんやろし、ユウ一人で寝てなあかんかったやろ?そやしこっちでよかったやん」 と、妹。 「え?」 「ちょうど良かったやん。こっちやったら一日中みてられるし、その方が安心やろ?」 「そ、そっか、そやな、ありがとう」 「足湯して汗出すわ。様子見てあかんかったら保険証なしでも病院連れてくし。こっちは大丈夫やで」 って、妹!! い、妹っっ! あの頼んなかった妹!! 何もかもが危なげで、何をやるにも見守りが必要だった妹!! 感情的で不安定で心配性なのにつっぱしろうとする、私の中では永遠の小学生、妹!! そんな妹が!! 今、私に多大なる安心感をもたらし、更に「た、た、頼れる!」、た、た、頼れる存在にまでいつの間にやら成長していたっっって事!!が!! もうびっくりで。 私の頭の中で、まさに今成長過程である三次元のユウが熱を出しているその横で、あの幼い頃の妹にそっくりな可愛いくて癇癪持ちの2歳児ひーくんがいて、その二人の周りで二次元の小学生の妹がオタオタしている・・・(妹だけがアニメのちびまる子ちゃんみたいに) そんな様子を描いていたのに、そのちびまる子ちゃんが急に大人になって(もちろん三次元)ひーくんを抱き抱え、それでもまだ注ぐ愛は溢れていますよどうぞご安心を、という余裕の笑みを浮かべ、熱を出して横たわるユウはその空気を感じ安心感の中で回復に向かうのだろう・・・的な!! イメージがぐわぁーっと押し寄せて来て!! なんだか息子が遠くの土地で39度の熱を出しているのが信じられないくらい晴々とした気持ちになったのでした。 その後、ユウと電話で話し、 「何でも話すんやで。何が欲しいとか、喉が渇いたとか。気持ちやで、気持ち。熱に負けたらあかんで。絶対大丈夫やしな。ユウの中の戦士、今戦ってるから。ユウは強気でな。栄養摂って汗かいてよく寝るんやで」 「うん、わかった・・・足湯・・・気持ちいいで・・・また家でもやってな・・・」 「わかった、とにかくがんばりや。もし明日で回復したら何か買ってあげるわ。気持ち、な。強く、な!」 「うん・・・」 因みに、ユウの中の戦士=抵抗力。 免疫力=武器を手に入れた、となる。 そして。 次の日。 「熱下がったわ!もう元気になってはる」 と、妹から連絡。 ユウと電話代わってもらうと、 「復活したわ」 「良かったなー!すごいやん!」 「足湯、ほんまにいいわ!!」 「今度からやってみよ!」 「で、今、めっちゃ考えてんねん!!」 「何を??」 「何にするか」 「え??」 「忘れてへんやんな、約束。一日で回復したご褒美」(ニヤリ) ユウの中の戦士たちの士気を高めるには、物欲をかきたてる必要がある・・・ ていうか、物欲のみ・・・なのかもしれん・・・ 足湯と物欲、最強。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.26 01:17:14
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