ユウとはなうた

あかん。
ヒドイわ。
ヒドイが過ぎるわ、ヒド過ぎる。



五杉さん。
はい、あなたです。



昨年末、あれだけ年下の私に痛い事言われて。
それで今日の仕事がソレって・・・



プライドないんですか。
私はもうもうガックリですよ。





しょっぱなの振込み伝票、3枚のうち2枚が日付間違い。
いやいや、振込み作業担当、あなたですよ？
今日ネットバンキングで振込みしたらいつ振り込まれますか？
同じ日付間違いでも、あなたが間違ったらダメな日付間違いですよ？



その後も、検印済みの伝票再び回したりとか。
ほんま勘弁してください。



さらに、毎月初やってる書類、データの桁、2つくらい多い。
いやいや、変動してる数字でも、この数値はおかしいやろ。



指摘したら「私も思ったんですよねー」となぜか得意げ。



「思ったのに放置して何も報告相談せず書類完成の印おして回してくる、これやめてください。ダメですよ」



私は問題意識がない事を指摘してるのに、「だってこの元の数字は津田さんが・・・」と問題転嫁。



いやいや、そんな事言うてない。
誰が間違えたのか追及してない。
そんなもん見たらわかるわ、あほか。



ちゃうねん、私が言うてんのは問題に気付いたのにスルーしていたテメーのボケた行動ヤメロっつー事やねんっ！



しかも、最初、私に「これ、もう林檎さんに回しましょうか」と持ち掛けて来たやろ！
私の検印通さず（自信があってミスがなければそれでよい）そのまま、請求書作成する担当に（この場合、林檎っさん）回そうとしてたやろ！！



いや、間違ってなかったらいいですよ。
全然いいですよ。



そやけどあんた間違ってるやん。
しかも桁が2つも多い、おかしなデータを含んだ書類を平気な顔して次に回す、己の神経疑うわボケ！！



「五杉さん、しかもこれ、おかしいことに気付きながらも林檎さんにそのまま回そうとしてたでしょ」（怒）



「いえ、してません～」



うおーーー！
出た！
ザ・平気で嘘！！



「は？林檎さんに、て、最初言うてはったでしょ。それを私が先にチェックします言うて取ったんじゃないですか」


「いえ、そういう意味じゃなくて～」


「じゃ、どういう意味ですか」


「えーっと、えーっと、だから、次はこれ林檎さんが請求書作るんですよねって確認で・・・」


「嘘でしょ。そんなん違いましたよ。私に検印回す前に、もう面倒やし先に林檎さんとこ持って行きましょか、っていう意味だったでしょ。そんな今更、林檎さんがこの請求書なんて、わかりきってる話じゃないですか！」


「あ・・・そうです、すいません」


「間違ってるかもしれないのを担当外の所に回して、そしたらどんどん被害が大きくなるでしょ！気付いてなかったのならいいんですよ。気付いてたのに知らない振りすんのやめてください！その考え方やめてください！」


「すいません」



本当に『すいません』とは思ってない。
ごまかしきれなくて恥かいたわ、悔しい、て感じやろボケ！



そして、次の書類。
検印に必要ない書類まで添付。



「五杉さん。これ、要りませんよ」


「そーなんですか、はい」



うおーーー！
出た！
ザ・初耳ッ！！
ザッツ・ニュージョーホー！！
ってアホかッ！！
どっか飛んで行けッ！！ボゲ！！



「いや、そーなんですか、って知ってはるでしょ？今までこんなん付いてましたか？付けてないでしょ！？」


「いや～、先月ぅ、先々月ぅ、私、これやってないので」



絶対このババア頭おかしいぞ！！
５月からずーっと教えてきて、これは四杉さんも二人そろって全くまともにできなかったから、ずっとずっと付きっきりでやってきたやつ！！



その言い訳が先月先々月やってない、だぁああああ！？



「すいません、じゃ、今、書いておいてください！これにこれは添付しません！はい、記録してください！」


「あ、はいはい～」




ババア、近所で井戸端会議しとんちゃうぞゴラ！！



まじ、ムカつくわ。
つーか、どうしたろ！？



とりあえず林檎っさんに通報だッ！