|
カテゴリ:カテゴリ未分類
普段芸能ネタには全く疎い私ですが、この悲しいニュースだけは触れずには
いられませんでした。歌舞伎の大ファンの私は勘三郎の大ファンでもありま す。「コクーン歌舞伎」や「平成中村座」など新しいファン層の開拓に力を 注ぎ、新しい観客づくりに貢献していた。彼は「鏡獅子」をライフワークとし ていたが、今となってみれば無理をして息子二人との「連獅子」の舞台を見に 行って良かったなと思いました。まさに彼は天才で、その功績は日本の演劇史 に名を残すのは間違いありません。来年の4月の歌舞伎座の杮落としの舞台も 楽しみにしていたことでしょうに、彼もさぞ無念だったことでしょう。独裁者 の石原慎太郎のために取り壊された由緒ある歌舞伎座。「今の外観では銀座 の街並とみと調和がとれない、銭湯の入口みたいで好きじゃない」と、こう おっしゃった。勘三郎も立場上公の場でコメントは差し控えているが、取り 壊しには胸を痛めていたそうだ。もうすぐ出来上がって皆さんも目にする機 会があると思いますが、私は仕事柄前をよく通るのですが以前の歌舞伎座を 忠実に再現した景観で非常に懐かしく感じました。しかし目を上にしますと 、地上29回階のビルが後に・・・・なんとも興ざめです。「銭湯みたいで嫌 い」って、そのまま再現してるんだから笑っちゃいますよね。話が逸れてし まいました、こういう才能のある人が志半ばで亡くなってしまう、さぞ無念 だったでしょうに。 心からご冥福をお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|