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テーマ:マナー(58)
カテゴリ:考える。(ニュース、勉強、自己啓発)
→子どものマナーについて その2
この前、電車で考え込んでしまうような出来事があった。 おばあちゃんと孫2人(と思われる)が電車に乗ってきた。 座ってた1人が席を譲ったところ、子供の1人が座ってしまった。 おばあちゃんはアラアラすみませんねぇと言いつつも、それで満足らしかったけども、他の乗客としてはオメーに譲ったんじゃねーよ!!状態。 で、もう1人オバチャンが席をたったら、すかさずもう片方の子供が座ってしまった。 おばあちゃんはアラアラすみませんねぇと言いつつも、やっぱりその状況を受け入れてる。 で、席を譲ったオバチャンは「今回は良いけど、あなた達に席を譲った訳ではないのよ」と諭す。 居た堪れなくなったもう1人の乗客が席を立って、おばあちゃんやっと座れた時にベビーカー押したママ登場。 ママしきりに謝りまくるも、ひと段落してしまってるので、これ以上どうしようもできず、またこのキツイ状況から逃げ出すこともできず。 何ともママが可哀想だった。 その家族が降りた瞬間、周りの重苦しい空気がサアーッと軽くなる程、どよーんとしてた。 誰が悪いのか分からない。多分誰も悪くない。 一番、やるべき事をやらなかった人として、強いて言えばおばあちゃんか? でもおばあちゃん本人が「これはおばあちゃんの為に譲られた椅子だから退きなさい」と言うのも日本婦人として言いにくい。 本当に疲れてなくて、子供に座って欲しかったのかもしれない。 それでも、子供のしつけを考えるなら、悪者になっても、座るべきだったと思う。 諭してたオバチャンも、その行動自体は良かったんじゃないかと思う。 誰かが教えてくれないと分からないし、親が言うより他の大人が言う方が効果的だし。 でもオバチャンがどう思ってたのかは分からないけど、雰囲気的に「しつけが行き届いてないのはママのせい」的ムードが漂ってしまってたのが息苦しい位可哀想だった。 でも、取り敢えずこの場を丸く収めようとして、周りの乗客も親も子供が座ってもまぁいいか、と我慢してたら、次も子供は同じ事をしてしまうだろう。 その場で率直に間違いを指摘したオバチャンは正しかったと思う。 子供達がこういう時、座ってしまうのはしょうがないと思う。 こういう人には席をゆずる、という明確なルールが子供にも説明出来てないんじゃないか。 大人だって、このおばちゃんとおばあちゃんの中間の、髪染めておしゃれに気を使ってる初老女性に席を譲るべきか?みたいな判断は難しい。 大体、大人がやってないのだから何で子供の自分達だけやらなきゃいけないのか理解できない。 明確な事前説明がされてない上、こういう風に実際に行動しなくちゃいけない状況での説明は更に難しい。 「あなたの前に立っているのは、白髪で杖をついて腰曲げてヨタヨタ立ってて、今にもブッ倒れそうなおじいちゃんだから、あなたは席を譲りなさい」 と、細かく説明されれば、子供もちゃんと行動出来ると思う。 でも実際の現場では、湾曲表現で何となく誘導し、子供が理解できないと「とにかくやりなさい」となってしまう。 後で説明しようとしても忘れてるし、みんながいる場でこんこんと説得するのも大変。 難しい。本当に子育ては難しいと思う。 日本のお母さん頑張れ! 書き足りなかったので後日追記 →子どものマナーについて その2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月08日 08時35分38秒
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