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カテゴリ:Book
★★★☆☆ 映画を見よう見ようと思って見てなかったので、まずマンガ。 1〜3巻を読んだ。 おばあちゃんが亡くなった事で知らされた、本当のじいちゃんの人生と、戦争の話を調べていく兄妹の話。 まぁでも、こういう話全部に言える事だけど、実際はもっと惨めな死に方がほとんどだったんだと思う。 お国の為を思って勇ましく死んでった人ももちろんいるだろうけど、それ以上に餓死者やそれによる栄養失調での病死の方が多い(らしい)。 映画やマンガでも、そこら辺も描かれてはいるけど、それじゃあお話にならないから、やっぱり勇ましい話が主体になっていく。 (でも、航空隊は、陸軍とかと比べたらだいぶ優遇されていたのかもしれない) 本当に戦争で辛い体験をした人は、今で言うPTSDにかかってしまって(当時はそんな言葉なかったけど)、戦争の事を語りたがらないらしい。 3.11を見ても、日本の忘れる能力の高さにびっくりしたけど、そう言うのも関係しているんだと思う。 臭いものには目を背けて、なかったことにする。 それで実際、復興してるんだからすごいけど、過去から学べない。 こういう、体験者の話を聞く、というのは、雑談程度でもいいからしてった方がいいと常々思う。 それだけが真実という事にはならないけど、1つの真実ではある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年04月19日 08時33分29秒
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